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男の美学! ||デキる大人のスーツは||

男の美学! デキる大人のスーツは"生地"で語れる

メンズコーデの正解

生地の表情が断然豊かになる秋冬シーズン。カジュアル化の中にあっても装うことへの美学を持つ紳士にとって嬉しい季節に「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」と「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」から朗報です。

天然素材を駆使して得る、見栄えと着心地の融合

ある程度形に制約があるスーツにおいて、生地は一番の語りどころ。ならば、スーツ談義に花が咲く良質な生地を採用した、今シーズンの「マッキントッシュ ロンドン」と「マッキントッシュ フィロソフィー」は狙い目です。


まず前者が採用したのは、イタリア・チェルッティ社。自身でブランドを展開する感度の高い同社が手がけた膨大なアーカイブから色柄を復刻した、COLLEZIONE ARCHIVIシリーズに目を付けました。リアルヴィンテージのような趣ある風合いが、クラシック人気の今まさに理想的です。


後者は、トロッターシリーズの上位に位置づけられるハイヤーラインにて、レダ社のレダ アクティブを採用。ウール100%ながらウェットクリーニングに対応する、高級感と実用性を両立する生地を採用することで、現代のビジネスマンの要望に応えています。


カジュアル化が加速する中にあっても、自身の装いに矜持を持つことは大切。むしろこんな時代だからこそ、生地で語れるスーツに袖を通す価値が増すのではないでしょうか。

格上げ感を楽しめるヴィンテージな風合い

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    マッキントッシュ ロンドン


    こちらが、チェルッティ社のCOLLEZIONE ARCHIVIシリーズを採用した一着。昔ながらの伝統的な紡績方法で撚った糸を使用することで、柔らかくしなやかな風合いを楽しませてくれます。その豊かな表情は、芯地などの使用を極力抑え軽量化し、ウエストの絞りを和らげて洒脱な雰囲気のモダンブリティッシュテーラードに仕立てた、新型のニューブリッジと好相性です。

  • Material

    表面に凹凸感のある、アムンゼン組織に織り上げた生地。豊かな風合いに加え、アーカイブから復刻させた秋冬らしい落ち着き感のある色みは、リアルなヴィンテージ生地と見間違うほど深い趣があります。

今どき感とヴィンテージ感の絶妙な塩梅

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    マッキントッシュ ロンドン


    こちらも新型のニューブリッジに、チェルッティ社のCOLLEZIONE ARCHIVIシリーズを採用したもの。従来の型よりもドロップを和らげ、適度にゆとりを持たせたモダンブリティッシュなパターンに、味のあるヴィンテージ顔の生地がマッチ。大人な貫禄と余裕を楽しませてくれます。

現代ビジネスマンのリアルスタイルを表現

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    マッキントッシュ フィロソフィー


    トロッターシリーズで提案する機能性や実用性を踏襲しつつも、ハリのある毛芯にAMFステッチ、裄わたなど、ワンランク上の作り込みを披露するトロッター・ハイヤーライン。そのコンセプトに、天然素材100%ながらウェットクリーニングに対応したレダ社のレダ アクティブは、まさに最適な組み合わせです。

  • Material

    経糸、緯糸共に濃淡のある2色の糸を使い、平織りにした刷毛目組織。生地に縮絨加工を施し、繊細な毛羽を持たせるミルド仕上げにより、柔らかく滑らかな風合い、そして秋冬らしい温かみを楽しませてくれます。

これこそが、真に使えるスーツの好例

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    マッキントッシュ フィロソフィー


    同じくトロッター ハイヤーラインの一着。生地はレダ アクティブで、ビジネス定番のダークネイビーに英国クラシックなウインドウペーン柄を配しています。見栄えと実用性を両立する生地と共に、幅広いシーンで活躍するこんな色柄の一着があると、秋冬のビジネスコーデも捗りますよ。

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撮影/人物:トヨダリョウ 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史<INDIGO> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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