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冬コーデの鉄板

冬コーデの鉄板"黒コート"を、ワンランクアップさせる方法とは?

メンズコーデの正解

ファッションスタイリストは全身黒でまとめる人が多い。これ、ファッション業界のあるあるです。着回しの効く黒コーデは、アイテム数の多い冬では実に頼りになります。でも、ただ黒ならいいわけじゃないんです。

冬の黒コートスタイルは、色物一点投入が正解!

今回は、冬コーデに欠かせない黒コートをご紹介。ですが、そんな鉄板黒コートをどう着こなせばさらに格好良く、お洒落に見せることができるのか? を伝授いたしましょう!


ファッション業界では、膨大な服を見てきたお洒落の達人が辿り着くのは黒、とよく言われます。黒は着回し度が高く、どんな色ともマッチするとあって時短カラーの定番ですが、全身黒でまとめると重たく見えたりのっぺりとして見えるんですよね。特に面積の大きいコートスタイルではそれが顕著に。スタイリストはさすがお洒落の達人とあって、実は全身黒でも素材感の違いなどニュアンスでちゃんと変化をつけているんです。


そんな玄人な手法を取り入れなくても、黒コーデをオシャレに見せる方法があります。それが、異なる色を一点取り入れること。これだけで黒コーデが断然洒脱に見えるんです。黒のコートを使ったコーデがどこか重たくのっぺりとした感じになっていた人は、是非ともトライを。

面積の多いコートにこそ差し色効果は抜群

  • Style

    MACKINTOSH LONDON
    (マッキントッシュ ロンドン)


    耐久はっ水性のあるディクロス ソロを採用したモッズコート。高い保温性と軽量性を両立する中わたプリマロフト ゴールド インサレーションとの併用により、ミリタリーが出自らしいハイパフォーマンスなコートに仕上がっています。


    そんな一着に、ハーフジップニットとスエードのシングルモンクを共に黒でコーディネート。それぞれの質感のニュアンスに加えて、ベイカーパンツをオリーブグリーンにすることで、メリハリのある冬の黒コートスタイルが完成します。

これ自体でのっぺり感を回避できますけどね

  • 01

    SANYOCOAT
    (サンヨーコート)


    素材はカシミヤをブレンドしたウール。いうまでもなく高級素材を用いたこんなコートなら、それ単体で表情豊かです。一方で、耐久はっ水加工を施すなど、日々における実用性も両立。ビジネススーツに羽織る際は、ネクタイで色を差すことをお忘れなく。

光沢ファーが真っ黒コーデに変化をプラス

  • 02

    LOVELESS
    (ラブレス)


    こちらはM-65をサンプリングした一着。素材にははっ水性、透湿性、防水性に優れたパーテックス シールドを採用。ゆったりしたシルエットは、まさに今の気分にぴったりです。デタッチャブル仕様のファーライナーが、黒コーデに表情を与えます。

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撮影/人物:足立ゆり、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/KENJI 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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