お洒落になりたきゃプロに聞け！実は簡単!? 冬の色使いテクニック

メンズコーデの正解

2024Jan24

差し色を楽しむ。暗くなりがちな冬コーデにおいて、それはとても有効です。でも、いっそ色を抑えることでお洒落に見せる方法もあるんです。そう、ワントーンってヤツです！

スタイリスト直伝！誰でもできるお洒落なワントーンの作り方

多彩な色使いを駆使できる人は、確かにお洒落上級者です。でも、もっと簡単にお洒落上級者になれる方法があります。それがワントーンです。その便利さは、スタイリスト高塩さんも認めるところ。

「セットアップスタイル人気なども相まって、昨今注目されているワントーン。同じ色でまとめたコーディネートのことですが、同じ色だけに組み合わせが簡単なのが魅力。それでいて統一感によってお洒落に見えるのだから、使わない手はありません。ただし、ポイントはあくまで同系色ってこと。つまり、同じグレーでも薄いグレーや濃いグレーを組み合わせるのがコツです」

といっても、難しく考える必要はありません。同系色ならどんな濃さを組み合わせてもまとまりやすいですからね。それこそがワントーンの醍醐味です。

ほっこりとお洒落を両立する万能冬コーデ

Brown

「冬らしい暖かみのある雰囲気を楽しむなら、やっぱりブラウンベースのワントーンがオススメ。膨らみ感のある起毛ウール生地を採用したコートはダークブラウン、7ゲージの天竺編みで仕立てたタートルネックのジップアップニットカーデは明るめなベージュ、ストレッチコーデュロイ製のワンプリーツパンツはブラウンを合わせ、濃さや明るさを変えています。そうすることで、どれもブラウン系ながらのっぺりとした印象にはならないんです」

思い切った明るめグレーの投入で重見え回避

Gray

「こちらはグレーベースのワントーン。モノトーンは重たく見えがちとあって、明るいグレーを投入するのがポイントです。今回はイタリア・ボットーリ社のグレンチェック柄生地を採用したジャケットと、オーストラリア産ファインウールを14ゲージに編み上げたタートルネックニットがそれ。両者により、濃いめなグレーのヘリンボーン織りのジャージー生地で仕立てられたステンカラーコートと、ウールサキソニー生地によるアジャスタブルフィット仕様のスラックスも重たく見えないのです」