三陽商会のファッションウェブマガジン

秋の羽織りの3大キーワードとは? ||大人の秋アウター7選

秋の羽織りの3大キーワードとは? 大人の秋アウター7選

メンズコーデの正解

10月に入り、すっかりと秋めいてきた今日このごろ。そんな時期にこそ、ライトアウターを主役とした着こなしを楽しみたいところ。「コート・レザー・ジャケット」の3大キーワードをベースとした、大人にふさわしいアウターを厳選してご紹介します。

定番だからこそうたえる汎用力

  • 01

    60番手の糸を2本より合わせて作る双糸を高密度で織り込んだコットンギャバジンを使用した「SANYOCOAT(サンヨーコート)」の一着。本作はハンターたちの為に考案されたフィールドコートを現代的にリデザイン。トレンドになっているワイドシルエットを採用し、広くした前立てやスラントポケットを取り入れたことでモダンな仕上がりに。ヴィンテージ感のある風合いとも相性抜群です。(※受注生産)

アルスターカラーで大人の男を演出

  • 02

    同じく「サンヨーコート」からオフィサーズコートもピックアップ。ウール素材でお馴染みの形に、高密度で織り込んだコットンギャバジンを採用。生地にバイオウォッシュを施し、その後3度のワッシャー加工を掛けたことで、ヴィンテージ感のある仕上がりとなっています。そして、上下の襟が同程度の幅に設計されたクラシックなアルスターカラーが大人の色気を放ちます。(※受注生産)

幅広いシーンで活躍する絶妙なバランス感

  • 03

    ややAラインのシルエットに、ゆったりとした折り返しとまるく大きな形の襟が特徴のバルマカーンコート。「サンヨーコート」が手掛けた本作は風合いの良いコットンギャバジンを使用したことで、ビジネスシーンだけでなく休日カジュアルでも存在感を発揮。また、肩ハギ線の開きを狭く設計した事で、肩が張った様に見えがちな三枚袖ラグランでも、スッと馴染む仕様となっています。(※受注生産)

エレガントに仕立てたミリタリーアイテム

  • 04

    ミリタリーの中でも人気の高いアメリカ軍M-65フィールドブルゾンを「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」がアレンジ。上質なラムスキンはふかふかとして柔らかく、とても手触りがよく高級感があります。そして、ゆっくりと無理な力がかからないように縫うことで手縫いの風合いを再現したAMFステッチにより、見た目も洗練され、今までになかったエレガントなM-65へと進化しました。

革本来の表情を楽しみたいなら……

  • 05

    昨年、人気を博した「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」のシングルライダースジャケットをアップデート。デザインはベーシックなスタンドカラーであくまでもシンプルに。スリムなシルエットと逆開式のエクセラファスナーが、レザージャケットのハードな印象にエレガントさをプラスしています。また、程よい肉感のラムレザーは、ベジタブルタンニンでなめしているため、レザー本来のエイジングが楽しめるのも魅力です。男らしさと繊細さを兼ねそろえた1着が誕生しました。

軽快な着心地が魅力のニットジャケット

  • 06

    洗練された大人のためのワードローブを提案する「EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)」は、ジャケットの素材にニットを採用。強撚ポリエステルを使用し、シャリっとしたドライなタッチを持たせつつ内側に滑りのよいレーヨンを組織し、袖通りを考慮。凹凸感が有り、詰まり過ぎず、気軽に羽織ることができます。また、ラフになりすぎないように意匠でバランスを取り、ちょうどいい仕上がりとなりました。

立体的で美しいシルエットに注力

  • 07

    上のニットジャケットとはまた違う表情を見せてくれるのが「ポール・スチュアート」の一着。キックバック性とハリがあり、仕立て映えする鹿の子ニットを採用。その素材感を生かすためにフロントダーツ無しのシンプル構造にし、襟の切り替え部分ゴージの裏から胸に向かってダーツを隠し入れ、立体的なシルエットを構築。テーラードジャケットの美しさを見事に表現しています。

この記事の関連商品はこちら

撮影/人物:トヨダリョウ、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史<INDIGO> 構成/SANYO Style MAGAZINE編集部 文/松尾 慧 ディレクション/Pomalo inc.

 

PAGE TOP