三陽商会のファッションウェブマガジン

業界人も春はやっぱりコレを着る! ||お洒落で便利な鉄板アウターとは?

業界人も春はやっぱりコレを着る! お洒落で便利な鉄板アウターとは?

メンズコーデの正解

毎度ご好評、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎の両名が見つけた、今月の"買い"なアイテムを、対談形式にてご紹介いたします。今回は「4つポケアウター」です。

これからのシーズンこそ、4つポケアウターが大活躍!

大崎「いやはや、気づけばもう春真っ盛り。いまだ先行き不透明だけど、暖かくなってくると出かけたくなるよね」
高塩「そうですね。休日はお出かけしたいですね」
大崎「高塩くんは、この春の休日は何を着るの?」
高塩「手ぶらで出かけたいので4つポケアウターですかね」
大崎「なるほど。確かに便利だよね」
高塩「フィッシングベストのように、多ポケットを採用したアイテムが人気です。アウトドアやスポーツ人気から、ここ最近ずっと実用的なデザインが重宝されていますよね。それに、スマホアプリの充実やスマホ決済が普及して手荷物が少なくなったこともあり、バッグを持たずして出かけられるという魅力もあると思うんです」
大崎「4つポケは、昔からM-65やサファリジャケットで見られる定番。最近のトレンドはもっとポケットが多い印象だけど、大人のアウターとしては4つぐらいで十分だよね」
高塩「キャンプやフェスじゃなければ、6つも8つも使わないですから(笑)。あくまで街を意識するなら、このポール・スチュアートみたいな柄物もありです」

Paul Stuart(ポール・スチュアート)

大崎「英国リバティ社製のペイズリー柄をプリントしたヤツね。ベースは定番で展開しているM-65だけど、柄が入ると断然洒落てるなぁ。シルエットも今季からスリム化されているようだし」
高塩「多ポケットに加えてストレッチを効かせたコットンサテンが、長時間のお出かけやあちこち周る旅には打ってつけなんです。コンフォート性という点では、マッキントッシュ ロンドンのフェザーテックパックシリーズもオススメですね」

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)

大崎「これ、メチャクチャ軽いよ。おまけにストレッチ性やはっ水性もあるし。パッキング用の収納袋も付いているね」
高塩「これは英国のミリタリーウェアがベースなんですが、オリジナルのアンドリュープリントを施すことで都会的な雰囲気に仕上げています。ビジネスでも使えそうですよね」
大崎「同じアンドリュープリントを施したコーチジャケットの軽快な感じもいいね。大人も上品に着れる総柄ってなかなか多くはないから、この提案は嬉しいなぁ」

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)

大崎「個人的には、このカーキのミリタリー感も好きなんだよね」
高塩「まぁ4つポケといったら、そもそもは無骨なデザインですしね。といっても、これも裏側にシレー加工を施した高密度のポリエステル地で、はっ水性がありますよ」
大崎「そうそう、さらに後加工によっていかにも化学繊維な感じじゃなく、天然素材風の味のある風合いに仕上げているんだよね。それも、ミリタリーなカーキとよく合う」
高塩「最後に、こんなベストタイプなんてどうです?」

THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)

大崎「定番で展開しているボーダーフィールドベストか。スナップボタン付きのフラップが、黒のワントーンだけど無骨感あるなぁ。でもこれもすっごい軽い!」
高塩「ストレッチ性やベンチレーション機能も付いているので、まだ朝晩冷える今の季節には、アウターと重ね着するのもアリかと」
大崎「イマドキ4つポケに入れるとしたら、スマホと3つ折り財布と…あっ、そうだマスク入れておくのにも便利だね」
高塩「確かに! マスクの収納場所って結構困るんですよね」
大崎「4つポケアウターって、春だけじゃなく年中重宝しそうだな」

この記事の関連商品はこちら

撮影/島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

PAGE TOP