ファッションのプロ達が選ぶ、今買うべき楽ちんウェアとは？

メンズコーデの正解

2021Jun02

毎度ご好評、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎の両名が見つけた、今月の"買い"なアイテムを、対談形式にてご紹介いたします。今回は本サイトでモデルとして登場してもらっているKOTAさんも参戦！お題は「リラックスウェア」です。

ただ楽ちんなだけじゃなく見栄えも重要！

大崎「今年は梅雨入りが早いね。その分、夏が早く来たらいいけど」
高塩「湿度が高いと、なおさら楽ちんな服が欲しくなります」
KOTA「僕はサーフィンをやるので、年中楽ちん服ですけどね」
大崎「なるほど。そりゃ海に行くのに窮屈な服なんて着ないよね（笑）。まして、イマドキはビジネスでもリラックス感が求められる時代だし」
高塩「リラックス、コンフォート、ゆったり、まったり。そんなキーワードがファッショントレンドを牽引し続けていますが、ひたすらに楽ちんであればいいワケじゃないですもんね」

大崎「確かに。特に俺たちみたいな大人が、あからさまに楽なファッションを着るとダラシなく見えるし」
KOTA「海ならアリですけど、街中だとちょっとチープに見えちゃうからなぁ」
高塩「楽ちんだけど、見た目にはちゃんとお洒落してる感が重要。その点、マッキントッシュフィロソフィーのアンサンブルは合格です」

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュフィロソフィー)

大崎「そうそう、これ展示会で見て気になってたんだよ。コットンとポリエステルをブレンドしたニットはサラッとしていて、さらに軽くストレッチ性も十分。フロントもスナップボタンで、脱ぎ着しやすいしね。これ、サーフニットって言うんだよね。KOTAくん、どう？」
KOTA「スナップボタンのカーデって、海で着替える時に便利だなと思いました。あっ、素材のポリエステルってペットボトルを再生してるんだ。インナーも同素材なんですね」
高塩「それ、ポイント高い！スポーティな生地でも、アンサンブルで着るとまとまり感が出て、日曜日のご近所お父さん的にならないんです。さらにセットアップなら、スウェットでも街着として通用するから便利ですよ」

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュロンドン)

大崎「このマッキントッシュロンドンは、まさしく。確かに、霜降りグレーのスウェットは単体だとラフだけど、いっそインナーも統一したスリーピースで着ると、ちゃんとお洒落してる感が出るね」
KOTA「裏地がパイルじゃないですか！これも海に着て行くのに最高ですね。メチャメチャ柔らかいし」
高塩「1時間に1メートルしか編めない吊り編み機を使っているんですって。糸にテンションをかけずゆっくり編むから、柔らかく編み上がっているってワケ。ちなみにリバーシブルで、こんな感じで違った雰囲気を楽しめます」

KOTA「これ、ホントに気持ちいいですよ。サーフィンする人って、吸水性の高いパイルが好きなんです。リアルに欲しいな」
大崎「と言いつつ、KOTAくんはこのエポカウォモのセットアップも気になってるんだよね」

EPOCA UOMO(エポカウォモ)

KOTA「そうなんです。僕もいい歳なので、そろそろテーラードジャケットのセットアップを着る習慣をつけておかないとと思って」
高塩「モデルとして海外でも活躍しながら、カフェやサロンも経営している社長さんだしね」
KOTA「流石に商談の時に、Tシャツにサーフショーツ、ビーサンはマズイかなと（笑）。でも、このセットアップは、まるでストレスを感じないですね」
高塩「ドライタッチとストレッチ性を備えているので、高温多湿な日本の今時期も、快適に過ごせるはずですよ」
大崎「あっ、リネンが入ってるんだ。化学繊維だけじゃなく、天然繊維が入っているのはいいね」
KOTA「家で洗えるのも、ありがたいですよね。日常的に着るわけじゃないから、長期保管のために度々クリーニングに出すのは面倒ですし」
大崎「イージースラックス仕立てだし、それぞれ単体でカジュアルに着てもいいんじゃない？」
KOTA「確かに！それならコスパ的にもうれしいかも」
高塩「これだけ軽くて動きやすかったら、セットアップでサーフィンできちゃうんじゃ？」
KOTA「いや、そりゃ無理でしょ（笑）」
大崎「でも、イマドキはビーチでテレワークしちゃってイイんじゃない？」
KOTA「なるほど！コロナが落ち着いたら、オフィススペースがある海の家でも作ろうかな」