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主役にも名脇役にもなれる! ||お洒落の命運はニットが握る

主役にも名脇役にもなれる! お洒落の命運はニットが握る

メンズコーデの正解

晩秋を目前に、オシャレも冬支度のタイミングです。アウターが主役と思われがちな季節ですが、実は肝心要なのはニット。色だけでなく編み柄やゲージによって表情を変えるニットが、コーデの印象を左右させるんです。

ニットこそバリエ買いをオススメする理由って?

ニットって、何着持ってますか? イマドキ、スウェットの方が数を持っているという人が多そうですが、ニットこそバリエーションを楽しめるアイテムなんです。


色や編み柄はもちろん、素材やゲージによっても印象は激変。同じクルーネックでも、シックにもアバンギャルドにも楽しめます。それでいて、ニットならではのやわらかな風合いは、主張の強い色や柄でも比較的落ち着いて見せてくれるのが魅力。一見攻めた柄でも、意外にサラリと着こなせてしまいます。


ということで、定番のクルーネックニットは色や柄に特徴のあるモノのバリエ買いがオススメ。アウターが主役になる冬シーズンですが、アウターばかりに頼ってはマンネリしがち。存在感のあるニットがあれば、同じアウターでも違う雰囲気で楽しめますよ。

秋冬らしさをこれ一発で演出できます

  • 01

    MACKINTOSH LONDON
    (マッキントッシュ ロンドン)


    洗濯機で丸洗いできるウォッシャブルウールを採用。それでいて、オーストラリア産のファインウールをハイゲージに編み立てたとあって、その風合いには上質さがしっかりと漂います。秋冬らしいマッシュルームブラウンは、グレスラから色落ちデニムまで幅広く似合います。

シックなアウターにはこんな差し色ニットを

  • 02

    MACKINTOSH PHILOSOPHY
    (マッキントッシュ フィロソフィー)


    ひかえめながらトラッドな雰囲気を楽しませるケーブル編みニット。素材はアクリルとウールのブレンドで、12ゲージというハイゲージで編み上げることにより、伝統柄もモダンな印象で着こなせます。置いた状態では細身に見えますが、いざ着るとやわらかくリラックス感あり。

ダーク色こそ繊細な編み柄がアクセントに

  • 03

    THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)


    毛羽を抑えたウォッシャブル糸を使うことで、サラリとした心地良い着心地と洗濯機洗いが可能な一枚に。ケーブル柄とタック柄を組み合わせ表情を与えつつ、ダークカラーなので何にでも合わせやすいのがうれしいところ。胸にはアイコンのランパントライオンの刺繍が。

ニットでもこんな柄が表現できちゃうんです

  • 04

    LOVELESS(ラブレス)


    一見するとスウェットにプリントしたように見えますが、れっきとしたニットです。ジャカード編みによって独特なグラデーションを表現した、デザイン性の高いこちら。ほどよく肩が落ちるゆったりとしたシルエットとともに、品良くも遊び心ある大人ストリートにマッチします。

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撮影/人物:島津明(W) 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/渡辺剛<INDIGO> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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