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そろそろコートを脱いで、||軽快な春アウターが欲しい!

そろそろコートを脱いで、軽快な春アウターが欲しい!

メンズコーデの正解

ワイド&ロングなアウターが長らく人気を集めていましたが、今年の春夏は短丈ブルゾンがトレンドの筆頭に名乗りを上げています。短丈ならではのスポーティでオトコらしい雰囲気。確かに、そろそろ気分です。

今春は、スッキリ精悍な短丈アウターが狙い目です

英国カントリーや無骨なアメカジが人気を集めている昨今。アウター選びの勢力図に変化が現れました。英国クラシックやシティボーイなワイド&ロングなコート人気に追随して、短丈ブルゾン人気が急上昇中なんです。


昨冬シーズンにおいては、ワックスジャケットやウールメルトンといったヘビーデューティな素材に注目が集まりましたが、春シーズンにおいてはよりスポーティでスッキリとしたアウターに注目が。


その筆頭が、いわゆるハリントンジャケットです。日本でいうところのスイングトップで、そもそもは英国でスポーツ用ジャケットとして生まれ、その後アメリカではアイビースタイルで、またモッズやロックといったミュージックシーンでも人気を博したアイテム。昨今はストリートスタイルでも人気を獲得するなど、幅広いスタイルで受け入れられているんです。


その汎用性の高さは、まさに“持っておいてマチガイないアイテム”。何かと躊躇しがちな春アウターですが、ハリントンジャケットなら後悔はしないかと。

スポーティな中にも大人の色気あり

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    Paul Stuart(ポール・スチュアート)


    スポーティだけどアクティブすぎない、ヒップ上が隠れるぐらいの絶妙な着丈が魅力の一着。さらに注目は生地で、コットンにシルクをブレンドした玉虫色のギャバジンツイルが、大人の艶っぽさを与えてくれます。だから、フレンチリネン製の白シャツにガンクラブチェックのクラシック顔スラックスを合わせた、ドレッシーなスタイルにもマッチ。大人のスポーティって、こういうことです。

あの名作コートがブルゾンになって登場

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    MACKINTOSH LONDON
    (マッキントッシュ ロンドン)


    高密度に織り上げたハリのあるコットンギャバジンが、スポーティで軽快ながらも質の高さを訴えてくれるこちら。実はステンカラーコートにおける名作ダンケルド MLをベースにしたショートブルゾンモデルです。着丈が短くなると、まるでイメージが変わりますよね。

90年代リバイバルの中、あの名作が復刻

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    THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)


    1990年代に展開していた名作ハドリアンを、現代的にアップデートさせて復活。上質なコットン生地やタータンチェック裏地にはじまり、ラグランスリーブやダブルジップといったディテールは踏襲しつつ、シルエットはイマドキに進化しています。

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撮影/人物:島津明(W) 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/久保田裕之<INDIGO> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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