秋冬の人気素材コーデュロイは、||アレの太さで印象が激変します！

秋冬の人気素材コーデュロイは、アレの太さで印象が激変します！

メンズコーデの正解

2022Oct26

ワックスコットンやメルトンなど、天然の風合いを感じさせる生地が昨今人気です。そのひとつとして、注目されているのがコーデュロイ。ひとくちにコーデュロイといっても、実はアレによって印象は全然違うんです。

コーデュロイは、畝の幅で使い分けるべし！

見た目にも暖かみがあり、そして表情豊かなことから秋冬コーデの味付けにもってこいなコーデュロイ。今シーズン注目を集めている同生地ですが、選び方によっては意図しない方向に行きがちなので注意が必要です。ポイントは、ズバリ畝の幅なんです！

畝とは凹凸になっている凸の部分の幅のことで、細いほどスタイリッシュで都会的に、太いほどワイルドで素朴な印象になります。幅はWELL、略してWと記され、基準としては3〜6が太畝、7〜16が中畝、17以上が細畝となっています。

もちろんシルエットや色によっても印象は変わるのですが、コーデュロイにおいて畝の存在感は大。この辺りを押さえておくと、秋冬コーデは作りやすくなりますよ。

細すぎず太すぎず、エレガント狙いなら中太を

01

Paul Stuart(ポール・スチュアート)

数量限定で展開するコレクションラインよりリリースされた、コットンコーデュロイトラウザーズ。2インプリーツでややゆとりのあるテーパードシルエットは、実にクラシックな印象。さらに、淡いパープルカラーには大人の色気が漂い、また中太のコーデュロイが落ち着いた印象に。こんなダークカラーで揃えたトップスとなら、都会的にしてカントリーなミックススタイルが完成します。

こんな一本を持っておくと、秋冬は便利です

02

MACKINTOSH LONDON
(マッキントッシュロンドン)

秋冬コーデに合わせやすい、製品染めされたライトベージュ。コーデュロイは中畝。これも、使いやすい要因に。さらに、ストレッチ性に優れているのも見どころで、テーパードシルエットと相まって快適にしてスッキリとした穿き姿を両立してくれます。

遊びと上質感の好バランスを体現

03

THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)

プレッピー復活の最中、こんなエンブロイダリー物はやはり気になるところ。鹿モチーフをあしらった遊び心ある一方、畝はかなり細めで、また光沢感と相まって実に上質でスマートな印象を楽しませます。ストレッチ、股部分のデオドラントテープなど、快適性もバッチリ。

見た目はオトコらしく、穿き心地は優しく

04

MACKINTOSH PHILOSOPHY "GREY LABEL"
(マッキントッシュフィロソフィー "グレーラベル")

見ての通り、かなり太めな畝を披露するこちら。極ワイドなストレートシルエットと共に、実にワイルドで無骨な雰囲気を醸し出しています。シンチバックといった、ヴィンテージな要素もその後押しを。それでいて、肌触りや生地感は意外にもソフトな仕上がりに。

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撮影／人物：島津明＜W＞静物：島本一男＜BAARL＞　スタイリング／高塩崇宏　ヘア&メイク／向後信行＜JANEiRO＞　モデル／KENJI　文／安岡将文　ディレクション／大崎文菊＜Roaster＞、Pomalo inc.

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