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大人は半袖Tシャツだけじゃダメ!?|| 夏に

大人は半袖Tシャツだけじゃダメ!? 夏に"ロンT"を着る理由とは?

メンズコーデの正解

毎度ご好評を頂いております、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎、そして今回はモデルのKOTAさんが参戦。ご紹介するのはロンT。そう、半袖じゃなく長袖。これには、深い理由があるんです。

足を出すなら、腕は隠す! 大人な夏コーデの不文律

大崎「いやぁ、連日の猛暑で早くも夏バテだよ……」
KOTA「毎日水着でいいんじゃないかと思うほど暑いですよね」
高塩「水着はさすがにだけど(笑)、ショーツが手放せなくなります」
大崎「そんな中、今回はロンT? 半袖じゃなくて?」
高塩「そうなんです! 半袖じゃなく長袖ってところがポイントなんです」

KOTA「それ、わかる気がします。直射日光を浴びる方が、体力を削がれる場合があるんですよね」
大崎「確かに。日焼けって、ダメージ大きいもんね」
高塩「それもあるんですが、お洒落的にはショーツを穿く場合、上は長袖の方がバランスがいいんです」
大崎「大人になると、なおさらね。肌を露出しすぎると、子供っぽく見えるというか、チープに見えるんだよね」
KOTA「なるほど」
高塩「そうなんです。ただ、着る際は腕まくりしていいんです。半袖じゃなく長袖を合わせているということがわかるだけで、夏のショーツスタイルがグッと大人顔になりますから」
大崎「ふむふむ。それじゃあ、オススメのロンTを教えてよ」

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)

高塩「まずはマッキントッシュフィロソフィーの一枚を。見ての通り極々シンプルです」
KOTA「胸ポケット付きってのがいいですね」
高塩「ショーツのアクティブな雰囲気に合います。ブリテックシリーズからの展開とあって、接触冷感や吸水速乾性など、長袖でも快適なんです」

ECOALF(エコアルフ)

KOTA「このエコアルフも胸ポケット付きですね」
大崎「でもこっちの胸ポケはアクセント強めだね。ショーツスタイルって、シンプルなだけに物足りなく感じがちだから、こういうのがいいかも」
高塩「そうですね。ワンポイントが効いてます。素材は、ペットボトルをリサイクルしたポリエステル糸をベースに使用したもので、吸水速乾性やストレッチにも優れているんです。日本限定企画というのもいいですね」
大崎「街だけじゃなく。海にも着て行きたくなるな!」

LOVELESS(ラブレス)

KOTA「この一枚は胸のエンボスロゴ入りのパッチが、さり気なくもお洒落ですね」
大崎「ラブレスの新しいアイコンLVLSロゴだよね。やや厚みのある生地は、洗いざらしで着たら気持ちいいだろうな」
高塩「ゆったりとしたオーバーサイジングなので、リラックス感のあるシルエットと着心地を楽しめますよ」

THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)

大崎「マリンな印象の強いボーダーも、こんな織りによるシャドーボーダーならシックだなぁ」
KOTA「そんな中にも、胸のエンブロイダリーロゴがアクセントになってますね」
高塩「毛羽の少ないコンパクト糸にシルケット加工を施しているので、肌触りがすごく滑らかなんです。脇下には抗菌消臭デオドラントテープが縫いこまれているので、汗をたっぷりかいても安心です」

KOTA「いやぁ、どれもカッコよかったですし、使えそうですね!」
大崎「風が通る半袖Tシャツももちろん魅力だけど、ショーツを大人に見せるなら確かにロンTは頼りになるかも」
高塩「今回セレクトしたのはすべて白ベースで、ただの無地じゃないちょっとアクセントの効いたものを選んだんです」
KOTA「たしかに、夏に長袖を着るなら重たい色よりも爽やかな色のほうがいいですもんね」
大崎「でも基本はシンプルで汎用性も高いから夏が終わっても活躍しそうだし」
高塩「はい、一枚持っているとほんと便利ですよ、ロンTって!」

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撮影/人物:トヨダリョウ、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/KOTA<JS MANAGEMENT> 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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