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お洒落になりたきゃプロに聞け! ||着回し力抜群のニットは断然コレ

お洒落になりたきゃプロに聞け! 着回し力抜群のニットは断然コレ

メンズコーデの正解

本格的に秋冬ファッションが楽しめる季節に。そんな秋冬コーデにおいて、たったひとつでコーデがサマになるアイテムがあるんです。それがタートルネック。その活用方法を、スタイリスト高塩氏が伝授いたします!

いつものコーデに合わせるだけで、洒落感も品の良さもアップ!

秋冬の主役といえば、やっぱりアウター。今シーズンも既にお気に入りのアウターを手に入れた人も多いでしょう。ですが、意外と疎かになってしまうのがインナーです。アウターばかりに気を取られ、インナーに何を合わせたらよいか毎日困ってしまう……よくあるお悩みです。


そんな時に頼りになるのが、タートルネックニットです。スタイリスト高塩氏も「最強の便利アイテム」と太鼓判を押します。


「ジャケットはもちろん、今時期に活躍する秋コートからライダースまで、どんなアウターとも好相性で、私も毎日のように活用していますね。首元を隠すタートルネックは、それだけでエレガントな印象がグッと増します。なので、ネルシャツにデニムパンツというラフなスタイルさえも、断然大人な雰囲気になってくれるんです」


今回はそんなタートルネックの着こなし実例をご紹介。カラバリで揃えておけば、秋コーデは完全攻略できると言っても過言ではありません!

クラシックだけどちゃんと休日顔になります

  • Jacket

    「今回着回したのが、オーストラリア産のファインウールを採用したタートルネックニット。ホワイトカラーはクリーンかつ上品な印象をアピールでき、また合わせやすいので持っておいて間違いなしです」


    「まずは、グレンチェックのジャケット。実はこれ、ツイードではなくジャージー生地なんです。とはいえ、見た目は英国クラシック顔。休日に着る場合は、シャツにノータイではビジカジの延長感があるし、クルーネックでは軽すぎる。タートルネックニットとならクラシック感がありながら、程よい抜け感も両立できます」

いつものロンTから変えるだけでランクアップ

  • Shirt

    「今ぐらいの時期に活躍してくれるフランネルシャツ。デニムと合わせた上にクルーネックのインナーでは、なんの工夫もないアメカジコーデで終わってしまいます。ベースカラーのホワイトとリンクさせたタートルネックニットなら、大人な雰囲気を携えた一段上のアメカジになります」

物足りなさの解消に加え、細見え効果も

  • Coat

    「オータムコートスタイルこそ、物足りなさを感じがち。その原因は、コートの面積が大きいことによりインナーが簡素に見えてしまうから。タートルネックニットがあれば、首元にアクセントが生まれます。さらに縦長感が強調されるので、全身がスッキリとして見える効果もあります」

ワイルドからモードに、大人ライダースのお手本

  • Riders JK

    「シングルライダースにインディゴデニムパンツという組み合わせは、どうしても無骨な雰囲気にまとまりがち。そこにタートルネックニットを合わせると、シックな雰囲気に一変します。ブラックレザーに対してホワイトニットというモノトーンな配色は、モードな雰囲気も楽しめます」

秋冬コーデの懐刀になること間違いなし

  • 01

    MACKINTOSH LONDON
    (マッキントッシュ ロンドン)


    オーストラリア産のファインウールを用い、7ゲージのニットに編み上げたこちら。柔らかで見るからに暖かみのあるウール糸に加工を施すことで、ウォッシャブルを可能にしています。ジャケットやコートとの重ね着を想定した袖や着丈により、着回し度の高い一着に仕上がっています。

差し色を効かせつつも、あくまで上品に

  • 02

    ECOALF(エコアルフ)


    つい暗い色でまとまりがちな秋冬コーデには、こんな鮮やかなタートルネックニットもアリではないでしょうか。素材はリサイクルウールと、サステナブルな一面も見どころ。柔らかくなめらかな肌触りに加え、ほどよくゆとりのあるシルエットは、重ね着でも単体でもサマになります。

オンオフ兼用で探すなら、こんな一着が正解

  • 03

    Paul Stuart
    (ポール・スチュアート)


    ファインウールを天竺編みにし、サラッとした肌触りを楽しめる一着に。品の良い光沢感は、休日だけでなくビジネスにおいても重宝します。毎シーズン定番で展開されていますが、今シーズンは首元のフィット感を調整し、よりキレイなシルエットになるようアップデートされています。

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撮影/人物:山口侑紀(W)、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/久保田裕之<INDIGO> 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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