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【＃骨格診断】骨格診断で解決！ 自分に合う「ダウンコート＆中わたアウター」選び

【＃骨格診断】骨格診断で解決！ 自分に合う「ダウンコート＆中わたアウター」選び

SPECIAL

2023Dec09

骨格診断士の資格を持つ人気スタイリストの弓桁いずみさんが、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」からなる3つの骨格タイプ別に、冬アイテムの選び方やコツを指南＆おすすめアイテムを紹介する新企画がスタート。第1回は「ダウンコート＆中わたアウター」です。防寒性の高さや機能面から冬場に欠かせない定番アイテムですが、着膨れ感や全体のバランスを取る難しさはどうしても懸念しがち。自身の骨格にフィットしたメソッドで服選びが出来れば、印象も垢抜けて着痩せやスタイルアップ効果が狙えます。マンネリしがちな冬の装いに風穴を開けましょう。

  • 監修、スタイリスト：弓桁（ゆみげた）いずみさん

    雑誌、TV、CM、WEB、カタログなどで幅広い媒体でスタイリングを担当。骨格診断ファッションアナリストのほか、パーソナルカラーアナリスト、顔タイプ診断®︎アドバイザー1級などの資格を取得。「全ての女性をファッションでhappyに」をモットーにTV番組やインスタライブなど多方面で活躍中。

    Instagram @izumiyumigeta

まずは自分の骨格タイプをCHECK！

【ストレートTYPE 】ボリューム感を抑えたシンプルなデザインで、上品に「スッキリ見せ」

  • Straight

    ストレートTYPEの特徴

    リッチで肉感的なメリハリボディ。体に厚みがあり、グラマラスで上重心、ハリのある質感。筋肉のつき方に特徴が出やすい。


    ダウン＆中わたアウター選びのPOINT
    ・ゆったりしすぎず、フィットしすぎずのジャストなサイズ感
    ・華美な装飾を省いたシンプル&シックなデザイン。
    ・表面の凹凸はない方が良い。膨らみが少なく、表面にステッチのないフラットなタイプが◎
    ・首の詰まりや胸のボリューム感を抑えたフロントデザイン

上半身にボリュームがつきやすく、メリハリボディーが特徴のストレートタイプ。モコモコとしたボリューム感のあるデザインは、窮屈で着膨れした存在感を与えてしまいます。そのためダウンコート・中わたアウターは膨らみが少なく、ステッチがない表地のものを選ぶのが"すっきり見え”の近道に。体につかず離れずのジャストなものや、Iラインのシルエットがおすすめです。さらに、華美な装飾のないシンプルなデザインの方が高見え感を与えてくれます。

  • Straight

    〈左〉シックなブラックに、シンプルなビジューボタンがエレガントな「TO BE CHIC(トゥー ビー シック）のダウンコート。表面にステッチがない事でフラットになり、袖口のファーや下めの身頃切り替えで重心を下げることで、厚めな上半身がスッキリとした印象に。
    〈右〉「MACKINTOSH LONDON（マッキントッシュ ロンドン）」のショート丈ダウンPコート。ダブルカラーが首から胸元にVラインを形成することでシャープな印象に。さらにセットインスリーブによって"すっきり見え”に一役。光沢のあるクラシカルなキャメルカラーもストレートタイプの肌質にマッチします。

  • Straight

    〈左〉程よいブラックの光沢がシックな「マッキントッシュ ロンドン」のブライトクロスダウンコート。フードや装飾のないミニマルなデザインに、ノーカラーで首回りもすっきり。かつIラインのシルエットによって、全身がスラっとした印象に。
    〈右〉深めのテーラードカラーやセットインスリーブで、気になる上半身のボリューム感を軽減してくれる「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」の薄軽ダウンコート。上品なダークブルーだから、きちんと系スタイルが求められるビジネスシーンにも対応可能。共地のウエストベルトをジャストな位置で巻くことで、更なるスタイルアップ効果が狙えます。

【ウェーブTYPE】ふっくらキルティングで「ボリューム増し」、フィット＆フレアでスタイルアップ！

  • Wave

    ウェーブTYPEの特徴

    華奢でなだらかなカーヴィーボディ。体に厚みがなく、薄くて華奢な下重心、柔らかな肌質。脂肪のつき方に特徴が出やすい。


    ダウン＆中わたアウター選びのPOINT

    ・高めのウエスト位置で切り替えがされたシルエットでメリハリをつける
    ・フードやファー付きのもので視線を上に。
    ・表面のステッチ幅が細かなものがベター。
    ・ソフトなトーンもしっとりとした肌質にフィット

ウェーブタイプは上半身が華奢で重心が低い位置にあるのが特徴。高めのウエスト位置で切り替えがされた"フィット＆フレア"のラインで気になるウエストやヒップ周りのボリューム感を回避し、メリハリラインを意識しましょう。表面のステッチは細やかな方が身体のバランスを綺麗に見せてくれます。フードやファー、ビジューが首回りに施されたデザインで華やぎを持たせるのもおすすめ。全体の視線を上げるのがポイントです。

  • Wave

    〈左〉ソフトなベージュが優しげな「TRANS WORK(トランスワーク)」のダウンコート。キルティングステッチによって薄い上半身をボリュームアップ。ウエストのドローストリングによって、メリハリを作ることでスタイルアップ効果が。
    〈右〉淡いピンクのトーンがウェーブタイプに似合う「トゥー ビー シック」のダウンコート。上半身の横段ステッチと、スカート部分のキルティングステッチの切り替えでメリハリが生まれ、ウエストのベルトマークでXシルエットが形成。下重心の傾向があるバランスも、首回りのたっぷりとしたカラーデザインによって視線が上へ。顔周りも華やいだ印象に。

  • Wave

    〈左〉キルトステッチのグラデーションとウエストシェイプで、ウェーブタイプのバランスに合った美しい立体感を演出する「AMACA(アマカ)」のヴィクトリアダウンコート。ボリュームフードもウェーブタイプ向きです。
    〈右〉リッチな光沢で高級感のある「EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)」のダウンジャケット。ダウンステッチの幅が細やかで、立体感を描くグログランテープのあしらいが、すっきりとウェーブタイプの上半身にフィット。ふっくらとしたスタンドカラーによって目線も上がります。

【ナチュラルTYPE】オーバーサイズやロング丈で、今どきの「こなれ感」を演出

  • Natural

    ナチュラルTYPEの特徴

    フレーム感を感じるスタイリッシュなボディ。
    肉感的ではなく、関節や骨の大きさに特徴が出やすい。骨組みがしっかりしたドライな肌質の持ち主。

    ダウン＆中わたアウター選びのPOINT

    ・そもそもダウン＆中わたアウターがお得意。
    ・しっかりした骨格をカバーするオーバーサイズや重心を下げるロング丈
    ・表地のステッチは幅が太めなものを
    ・エコファーやデザイン性のある襟元などカジュアル感のあるものも似合う

骨や関節、骨格のフレーム感がしっかりとしているナチュラルタイプ。ラフでカジュアルなデザインが似合う傾向があり、ダウンコート＆中わたアウターは3つの骨格タイプの中でも、一番のお得意アイテム。特にゆったりとしたサイズ感で下重心を形成しやすいロング丈は、着るだけでサマになるのでおすすめです。肩がしっかりとしているので、フード付きのデザインもスタイリッシュにキマリます。

  • Natural

    〈左〉「マッキントッシュ ロンドン」のモッズ調ダウンコートは、ナチュラルタイプが得意とする、こなれ感のあるオーバーサイジングなデザインが魅力。カジュアル系ボトムとも相性が良く、裾のドローストリングによってシルエットの調整も可能です。
    〈右〉オフホワイトの無地とユキヒョウの総プリントがリバーシブルで楽しめる「エヴェックス バイ クリツィア」ショート丈ダウンブルゾン。ふっくらとしたダウンステッチとドロップしたショルダーデザインで、しっかりとした肩のフレーム感をカバー。カジュアル見えするヒョウプリントもナチュラルタイプにお似合いです。

  • Natural

    〈左〉「マッキントッシュ ロンドン」のロング丈フーデッドダウンコート。マットなブラックをベースに、適度なシワとハリ感のある素材感がドライな肌質のナチュラルタイプに似合います。カジュアルスタイルはもちろん、きちんと系コーデにも合わせやすく汎用性の高さが魅力。
    〈右〉すべての素材にリサイクルマテリアルを使用した「ECOALF(エコアルフ)」のヴィーガン中わたコート。ライトなベージュに太めのステッチ幅、緩やかなAラインで下重心を演出。裾のサイドスリットによって足さばきも良く、たっぷりとしたフード付きで、こなれ感のあるスポーティな印象を添えてくれます。

●連載第2回（12/17掲載）は「最旬コート」を骨格別に紹介します。お楽しみに！

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撮影／坂根綾子　スタイリング／弓桁いずみ　構成・文／吉森美穂　ディレクション／Pomalo Inc.

最旬コート編

ワンピース編

ニット編

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