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【＃骨格診断】骨格診断で解決！ 自分に合う「ワンピース」選び

【＃骨格診断】骨格診断で解決！ 自分に合う「ワンピース」選び

SPECIAL

2023Dec19

骨格診断士の資格を持つ人気スタイリストの弓桁いずみさんが、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」からなる3つの骨格タイプ別に、冬アイテムの選び方やコツを指南&おすすめアイテムを紹介する企画。第3回は「ワンピース」です。一枚でトップスとボトム、両方の役割を担うワンピースや、コーディネイトの要となるジャンパースカートは、自身の骨格に合ったデザインやシルエットを選ぶことによって、断然、洒落見え度に差がつくアイテム。何かとイベントが重なるこれからの時季だからこそ、着映えやスタイルアップの効果を狙うべく、コツを押さえて活用しましょう。

  • 監修、スタイリスト：弓桁（ゆみげた）いずみさん

    雑誌、TV、CM、WEB、カタログなどで幅広い媒体でスタイリングを担当。骨格診断ファッションアナリストのほか、パーソナルカラーアナリスト、顔タイプ診断®︎アドバイザー1級などの資格を取得。「全ての女性をファッションでhappyに」をモットーにTV番組やインスタライブなど多方面で活躍中。

    Instagram @izumiyumigeta

まずは自分の骨格タイプをCHECK！

【ストレートTYPE 】身体のラインを活かしたサイズ感とシンプルなデザイン、正統派プリントで品格アップ

  • Straight

    ストレートTYPEの特徴

    リッチで肉感的なメリハリボディ。体に厚みがあり、グラマラスで上重心、ハリのある質感。筋肉のつき方に特徴が出やすい。


    ワンピース選びのPOINT

    ・首から胸元がすっきり見えるフロントデザイン
    ・体に付かず離れずのサイズ感とシルエット
    ・ハリ感or上質素材で着膨れ感を回避
    ・大胆、鮮やかな「柄もの」が映える

上半身にボリュームがつきやすく、メリハリボディーが特徴のストレートタイプ。首が短めな人も多く、顔まわりが詰まった印象を与えない為にも、首元に程よい開きのあるデザインがおすすめです。さらに、体につかず離れずのシルエットでシンプルなデザインを選ぶのがスタイルアップの鍵に。肌質にハリがあるので、ビビッドなトラッド系チェックや大胆なグラフィックプリントも品良く着映えます。「上質さとクラス感」を意識することが成功への鍵に。

  • Straight

    〈左〉モックネックのニットがセットになったコンビワンピースは「EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)」。ネイビーのワンピースは落ち感のあるニット素材で、フロントのカッティングと切り替えデザインによってストレートタイプのハリ感ボディをカバー。考えなくてもコーデが決まる、お役立ちセットです。
    〈右〉クラシカルなハウンドトゥース柄のジャンパースカートは「CAST:(キャストコロン)」。「ECOALF(エコアルフ)」のラウンドネックニットをインナーにしても首の詰まった印象を与えずに、フロントのVラインカットとIラインのシルエット効果ですっきりした印象に。

  • Straight

    〈左〉クラシカルなチェックと気品ある生地のドレープが美しい「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」のワンピース。衿元に立体的なタックを施すことで、ボウタイの様な縦ラインを胸元に形成。体につかず離れずのラインで全身が凛とした印象に。
    〈右〉ウォッシャブルウールジャージーを採用した「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」のワンピース。シックなブラウンに、裾にかけて落ち感のあるフレアシルエットが大人のエレガンスを演出します。付帯の紐ベルトはジャストウエストでマークするのがすっきり見えへの近道に。

【ウェーブTYPE】フィット&フレアでスタイルアップ！ トップの「盛り」ディテールで重心を上へ

  • Wave

    ウェーブTYPEの特徴

    華奢でなだらかなカーヴィーボディ。体に厚みがなく、薄くて華奢な下重心、柔らかな肌質。脂肪のつき方に特徴が出やすい。


    ワンピース選びのPOINT

    ・トリミングやタック、ギャザーなどのディテールで上半身を盛る
    ・高めのウエスト位置で切り替えされたXライン＆Aラインのシルエット
    ・格子柄やドット、小花柄などミニマルプリントがお似合い
    ・ソフトなトーンや柔らかな素材感、透け感ディテールも得意

ウェーブタイプは上半身が華奢でウエスト位置が低い下重心な体型が特徴。ワンピースは上半身に華やぎがあるディテールやプリント、レイヤードで「足す」アレンジを意識するのが成功への鍵。さらに、ウエストや胸下に切り替えのあるフィット＆フレアのシルエットで、気になるウエストやヒップ周りのボリューム感をカバーしましょう。透け感ディテールやとろみ素材、ミニマルサイズの格子柄やドット、小花柄といったプリントは肌質に上品に馴染むのでおすすめです。

  • Wave

    〈左〉ダブルジャカード編みの千鳥格子柄がクラシカルな「TO BE CHIC(トゥー ビー シック)」のニットワンピース。首回りと高めのウエスト、裾と袖口に引き締め効果の高いブラックの切り替えがあり、フィット＆フレアなシルエットによって着映えとスタイルアップを当時に叶えます。
    〈右〉程よい光沢のあるニット素材の「トゥー ビー シック」のジャンパースカートとボウタイ付きフリルニットを合わせたコーディネート。ジャンパースカートは腰位置の切り替えとスカートのフレアラインがウェーブタイプの体型にフィット。深めのVカットから覗くニットのフリルやリボンの盛りディテールで重心アップ＆顔映え効果が狙えます。

  • Wave

    〈左〉水彩タッチで描かれたフローラルプリントが華やかな「EPOCA(エポカ)」のワンピース。滑らかで軽やかなシフォン素材に、袖口とウエストのシャーリングディテールが、華奢なウェーブタイプの上半身にふんわりと柔らかな立体感をメイク。スタンドカラーも首が長くすっきりとしたウェーブタイプ向きです。
    〈右〉上質なウールを使用した「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」のワンピースは、品の良い光沢と風合いが魅力。低めのスタンドカラー、襟元に施されたギャザーによって寂しい上半身のボリューム感がふんわりとアップ。共布のリボンをベルト使いにして、腰高位置にマークすれば自然なメリハリが生まれます。

【ナチュラルTYPE】生地をたっぷり使ったゆったりシルエットで、こなれ度アップ＆骨格をスタイリッシュにカバー

  • Natural

    ナチュラルTYPEの特徴

    フレーム感を感じるスタイリッシュなボディ。
    肉感的ではなく、関節や骨の大きさに特徴が出やすい。骨組みがしっかりしたドライな肌質の持ち主。

    　

    ワンピース選びのPOINT

    ・生地をたっぷり使ったゆったり身幅なもの
    ・重心を下げるロング丈やマキシ丈
    ・コンビデザインやボリューム袖もお似合い
    ・ナチュラルトーン、フェルトやジャージー素材など重みあるカジュアルテイストも相性良し

肩やデコルテ周り、腰の骨格のフレーム感がしっかりとしているナチュラルタイプ。ワンピース選びでは、落ち感のある素材や生地をたっぷりと使ったゆとりシルエットを選ぶのがポイント。ゆるめのボックスシルエットやロング丈、旬のコンビデザインはゴツゴツとした骨っぽさを上手くカバーしながら、こなれ感のある印象を与えてくれるのでおすすめ。ジャージー素材のようなマットな素材感や、ナチュラルトーンといったカジュアルなテイストもドライな肌質傾向のナチュラルタイプに似合います。

  • Natural

    〈左〉ホールガーメントのウールワンピースは「マッキントッシュ ロンドン」。ハイネックによってデコルテや肩周りの骨っぽさが隠れ、骨盤のしっかりとしたフレーム感もプリーツ風のランダムリブがたっぷりと広がるAラインシルエットによってカバー。「下重心」なつくりがナチュラルタイプの体型にフィットします。
    〈右〉「LOVELESS(ラブレス)」のジップベストとVネックのニットワンピースのセット。ベストは首回りの調節が効くハーフジップデザイン。ゆったりとしたベストをワンピースの上から重ねることで、ナチュラルタイプがお得意とする、ゆるめのボックスシルエットに。旬のレイヤードスタイルが完成します。

  • Natural

    〈左〉たっぷりとしたボリュームスリーブが特徴的な「ラブレス」のロング丈ワンピース。ブラックをベースにゆとりある身幅と、ストレッチ性のある素材を使用したコーデュロイ風のリブの袖切り替えが「ひとクセ」あるモードなデザイン。他骨格に比べて長めな手足の人が多いナチュラルタイプがスタイリッシュに決まるデザインです。
    〈右〉ストンと落ちるボックスラインのウールワンピースは「マッキントッシュ ロンドン」。体にフィットしすぎない、ゆとりあるシルエットは、肩周りがしっかりしているナチュラルタイプにとって、窮屈感を与えないメリットが。肉感のあるウールミルドジャージーの素材感も肌質にフィットします。

●連載第４回(12/26掲載)は「ニット」を骨格別に紹介します。お楽しみに！

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撮影／坂根綾子　スタイリング／弓桁いずみ　構成・文／吉森美穂　ディレクション／Pomalo Inc.

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