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【＃骨格診断】骨格診断で解決！ ||自分に合う「最旬コート」選び

【＃骨格診断】骨格診断で解決！ 自分に合う「最旬コート」選び

SPECIAL

2023Dec17

骨格診断士の資格を持つ人気スタイリストの弓桁いずみさんが、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」からなる3つの骨格タイプ別に、冬アイテムの選び方やコツを指南＆おすすめアイテムを紹介する企画。第2回は「最旬コート」です。この時季の"第一印象"を大きく占めるアイテムだからこそ、色々と吟味して選びたいところ。自身の骨格にフィットする相棒コートに巡り合うために、押さえるべき重要ポイントをチェックしていきましょう。

  • 監修、スタイリスト：弓桁(ゆみげた)いずみさん

    雑誌、TV、CM、WEB、カタログなどで幅広い媒体でスタイリングを担当。骨格診断ファッションアナリストのほか、パーソナルカラーアナリスト、顔タイプ診断®︎アドバイザー１級などの資格を取得。「全ての女性をファッションでhappyに」をモットーにTV番組やインスタライブなど多方面で活躍中。

    Instagram @izumiyumigeta

まずは自分の骨格タイプをCHECK！

【ストレートTYPE 】身体のラインを活かしたサイズ感とシルエットで「すっきり見え」を意識

  • Straight

    ストレートTYPEの特徴

    リッチで肉感的なメリハリボディ。体に厚みがあり、グラマラスで上重心、ハリのある質感。筋肉のつき方に特徴が出やすい。


    コート選びのPOINT

    ・シルエットはIラインがベター。
    ・体に付かず離れずのジャストなサイズ感
    ・セットインスリーブで肩周りのボリュームを抑える
    ・首周りがすっきりと見える深めのフロントデザイン

上半身にボリュームがつきやすく、メリハリボディが特徴のストレートタイプ。ボリュームのある素材感は着膨れの原因となるため、シンプルなウールやカシミヤといった上質感がすっきり見えのカギに。ジャストサイズで肩の位置が合っていることが重要で、Iラインのシルエットは着やせ効果が狙えます。首から胸にかけてすっきりとしたVラインを描くデザインもおすすめです。

  • Straight

    〈左〉コントラストのあるチェックが華やかな「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」のPコート。ダブルカラーで襟元にVラインを形成し、肩のラインがシャープな正統派シルエットで「すっきり見え」を後押し。トラッドスタイルがお得意なストレートタイプにぴったりなデザインです。
    〈右〉鮮やかなブルーが顔映えのする「MACKINTOSH PHILOSOPHY (マッキントッシュ フィロソフィー)」のノーカラーコート。セットインスリーブとIラインシルエットによって肉厚感が軽減されすっきりとした印象に。フロントのブラックボタンにも引き締め効果が狙えます。

  • Straight

    〈左〉「ポール・スチュアート」のリバーコートは顔まわりをすっきりと魅せるテーラードカラー。こっくりとした上質ウールのネイビーカラーがクラス感を底上げさせます。軽やかなリバー仕立ては着膨れの心配もありません。
    〈右〉「LOVELESS(ラブレス)」のロング丈ナポレオンコートは、ウエストにかけてシェイプされたフィット＆フレアデザイン。セットのフェイクファーティペットを外しての着用がおすすめ。テーラードカラーのVラインによって、詰まりがちなフロントラインのボリューム感が軽減され、すっきりとした印象に。メタルボタンもクラス感を与えます。

【ウェーブTYPE】下重心を引き上げるシルエットやデザインを。華やかなディテールや柔らかな素材感も◎

  • Wave

    ウェーブTYPEの特徴
    華奢でなだらかなカーヴィーボディ。体に厚みがなく、薄くて華奢な下重心、柔らかな肌質。脂肪のつき方に特徴が出やすい。

    　


    コート選びのPOINT
    ・コンパクトなサイズ感やショート丈
    ・高めのウエスト位置で切り替えされたXライン＆短めのAラインのシルエット
    ・フードやファー付きのもの、ボリューム感や華やかさのあるディテール
    ・ソフトなトーンや柔らかな素材感

ウェーブタイプは上半身が華奢で重心が低い位置にあるのが特徴。フィット＆フレアのラインで、気になるウエストやヒップ周りのボリューム感をカバーしましょう。フードやファー、ボタンなどで顔まわりやトップラインに華やぎを持たせると、視線が上がりバランスアップ。首がすっきりしているので、ノーカラーもおすすめです。ふんわりとした素材感や柔らかなトーンも肌質に馴染みます。

  • Wave

    〈左〉「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」のノーカラーシャギーコート。起毛感のある生地がウェーブタイプの肌質に華やぎを添え、ラウンドネックとショート丈によって、重心バランスが上へ。すっきり着られてリッチに見えるデザインです。
    〈右〉ソフトなパープルの色合いで着映え効果の高い「EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)」のフーデッドコート。すっきりと着られるシルエットをベースに、フードとゴールドボタンがあることで顔周りが華やかに。軽やかな印象を与えます。

  • Wave

    〈左〉襟元のたっぷりとしたフェイクファーによって顔周りとデコルテ周りをリッチに盛れる「TO BE CHIC(トゥー ビー シック)」のコート。高めのウエスト切り替えでフィット＆フレアラインが形成されスタイルアップも狙えます。
    〈右〉カシミヤ混かつ、はっ水ウールを使用した「SANYOCOAT(サンヨーコート)」のステンカラーコート。細やかな織りの表面がウエーブタイプの肌質に優しく映え、ナチュラルなAラインシルエットが下重心の体型をカバーします。

【ナチュラルTYPE】ゆったりシルエットで骨格をカバー。ロング丈やドロップショルダーでこなれ感を

  • Natural

    ナチュラルTYPEの特徴
    フレーム感を感じるスタイリッシュなボディ。
    肉感的ではなく、関節や骨の大きさに特徴が出やすい。骨組みがしっかりしたドライな肌質の持ち主。

    コート選びのPOINT
    ・骨格をカバーするゆったりとしたサイズ感
    ・重心を下げるロング丈
    ・肩のフレームをカバーするドロップショルダー
    ・肉感のあるエコファーや織りなどデザイン性が
    　あるもの。

肩やデコルテ周り、腰の骨格のフレーム感がしっかりとしているナチュラルタイプ。コート選びでは、生地をたっぷりと使ったゆとりシルエットを選ぶのがポイント。肩の張りが目立たないように、ドロップショルダーを選びましょう。ざっくりと羽織るロング丈はスタイリッシュに着こなせます。トレンドのボアコートなど、厚みのある素材もおすすめです。

  • Natural

    〈左〉リラクシーなロング丈のウールリバーコートは「サンヨーコート」。ゆとりあるシルエットがナチュラルタイプの体型に似合います。ウエストベルトは緩めに巻くのがポイント。中のインナーはハイネックやタートルネックなど、デコルテをカバーするものを合わせて。
    〈右〉ブラウンカラーでたっぷりと生地を使った「MACKINTOSH PHILOSOPHY"GREY LABEL"(マッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル")」のウールステンカラーコート。ラグランスリーブ＆ロング丈で骨格のフレーム感をカモフラージュ。こなれ感もアップします。

  • Natural

    〈左〉大きめのラペルとたっぷりしたシルエットが今っぽさのある「マッキントッシュ フィロソフィー」のチェスターコート。身幅がたっぷりあることで骨格がカバーされ、さらっと羽織れるのが魅力。ヘリンボーン模様もドライな肌質に映えて、スタイリッシュに着こなせます。
    〈右〉トレンドのボアコートもナチュラルタイプはお得意。「マッキントッシュ フィロソフィー」のエコボアコートは、ゆったりしたラグランスリーブがリラクシーな佇まい。モコモコ感がカジュアルで、甘めなスタイルがお好みなナチュラルタイプにもおすすめです。遊び心の効いたチンフラップもポイント。

●連載第3回（12/19掲載）は「ワンピース」を骨格別に紹介します。お楽しみに！

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撮影／坂根綾子　スタイリング／弓桁いずみ　構成・文／吉森美穂　ディレクション／Pomalo Inc.

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