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春物の収納方法!静電気を起こさない組み合わせも解説

春物の収納方法!静電気を起こさない組み合わせも解説

LIFE STYLE

ニットやブラウス、カットソーなどの春のアイテムは、シワになりやすい素材も多いです。そこで今回は、各アイテムの畳み方をご紹介します。また、静電気が起きづらい素材の組み合わせも解説するので、ぜひ参考にしてください。

春物のブラウスやニット・カットソーは畳んで収納

春物のブラウスやニット、カットソーの畳み方をご紹介します。


ブラウス、カットソー
1. ボタンがあれば留める
2. 背中側にひっくり返して生地を軽く広げる
3. 左側のワキ部分を中心線に合わせるように折り曲げる
4. 右側も同様に行う
5. 裾をつかみ、全体の1/3になる形で上に折り曲げる
6. 同じ方向にもう一度折り曲げふたつ折りにする
7. 表側にひっくり返して形を整えたら完成


ニット
1. ボタンがあれば留める
2. 背中側にひっくり返して生地を軽く広げる
3. 左側の肩部分を内側に折り曲げる
4. 右側も同様に行う
5. 裾をつかみふたつ折りにする
6. 表側にひっくり返して形を整えたら完成


・折りジワが気になるなら!
1. ニットと同色系のタオルを用意して畳んでおく
2. ふたつ折りにする前に畳んだタオルをはさむ
3. タオルをはさんだまま、ふたつ折りにする
4. 引き出しに立てて収納するとシワになりづらい

春物のコートやジャケット・スカートは吊るして収納

コートやジャケットの型崩れを防ぐなら厚みのあるハンガーを使いましょう。コットン、リネン、ポリエステル、ダブルフェイス素材など、薄手でも重みで伸びてしまう可能性があります。スカートは「スカートハンガー」を使うと型崩れしづらいです。


スカートを引き出しに収納するための畳み方
ハンガースペースが満杯で、スカートを吊るすスペースがないケースも多いです。引き出しに収納するための畳み方をご紹介します。


1. スカートを広げてシワを伸ばす
2. 縦半分に真ん中から折り曲げる
3. 裾野が広がっている部分だけを折り曲げ、長方形をつくる
4. ウエストからクルクル巻いてコンパクトにまとめる
5. 引き出しに立てて並べる


・折りジワが気になるなら!
1. 大きなバスタオルを用意する
2. タオルの上にスカートを広げる
3. タオルごと上記の方法で畳みコンパクトにまとめる
4. 引き出しに立てて並べる

静電気を起こさない組み合わせ

「バチッ!」とする静電気は、洋服のコーディネートよっても発生します。春物素材の帯電性に注目してみましょう。各素材を『+(プラス)』と『−(マイナス)』に近い順で並べてみます。


【+(プラス)】
・ナイロン
・ウール
・レーヨン
・絹
・綿
・麻
・アセテート
・ポリエステル
・アクリル
【−(マイナス)】   


真ん中に位置する綿や麻は帯電しづらい素材です。各素材を組み合わせるときに、位置関係が遠いほど帯電しやすいとされています。
たとえば、ナイロンとアクリルを重ね着すると静電気が発生する条件が高くなります。一方、ポリエステルとアクリルはマイナス同士のため、重ね着しても静電気が起こる可能性は低いです。ニットやブラウス、スカートやタイツなど重ね着するときは、帯電性にも注目してください。また、静電気防止のスプレーなどを活用しましょう。

畳み方や収納方法工夫して折りジワを防ぎましょう。

春物のブラウスやニット、カットソー、コート、スカートは畳み方や収納方法を工夫すると折りジワが少なくなります。コーディネート時によく発生する静電気は、素材の組み合わせを変えることで防ぐことが可能です。毎日の家事やコーディネートの参考にしてください。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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