春のワンピを美しく・着やすく・効率よく収納する方法

LIFE STYLE

2020May15

きちんと整頓されたタンスやクローゼットは、見た目が美しいのはもちろん、次に着る服を決めやすくなったり、今どんな服を持っているのかを一目で確認しやすくなったりします。なかでも明るい印象を見せる春物のワンピースは、ただ並べているだけでも楽しくなるもの。しかしどのように収納すればいいのかわからない、とお悩みの方も多いでしょう。特に春物のワンピースは柔らかな素材のものが多く、取り扱いには注意しなければなりません。そこで今回は、おすすめしたい春のワンピ収納についてご紹介します。

春ワンピを美しく収納する方法とは？

華やかな色合いが多く、シフォンや柔らかな素材を使ったものが多い春物のワンピース。いざ着ようと思ったときにシワだらけではせっかくのお出かけ気分も台無しです。着たい時にすぐ着られるように、また着ない時にはすっきり整頓できるように、とメリハリをつけて収納しましょう。

ハンガーで吊るして収納する
ワンピースは多少の違いはあれど、ある程度丈の長さがあるものがほとんどです。まっすぐキレイな状態を維持するのであれば、ハンガーに吊るして収納するのがおすすめ。その際、選ぶハンガーは滑りやすい素材でもずり落ちないよう滑り止めがついたものを選ぶとぴったりキレイに収納できます。

たたんで収納する
クローゼットに並べておける数に限りがあるなどの場合は、たたんで収納しましょう。たたんでおくことのメリットは色分けしやすい、コンパクトにまとまりやすいこと。すっきり整頓したい方におすすめです。

春ワンピの素材ごとに収納方法を分ける

正しく収納するためにはハンガーで吊るすか・たたむか、それぞれどちらがベストなのかを見極めることが大切です。その見極めポイントとしてチェックしたいのがワンピースの素材。レーヨンやリネン、コットン類はたたむことでシワが発生しやすく、また、プリーツも型崩れの原因となるためたたむのにはやや不向きです。

シワをつけないようにするためにも、先ほど挙げた素材はなるべくハンガーに吊るすようにしましょう。但し、とろみのある素材やニット素材はハンガーにかけることで、伸びや型崩れが発生することもあるため、その場合は二つ折りにして吊る等の工夫が必要です。

逆にポリエステルやナイロン、ウールといった素材はシワになりにくいので、たたんで収納できるのであればコンパクトにまとめましょう。

きれいに収納する方法アドバイス

ここからは、いつでもキレイな状態で収納しておくためのワンポイントアドバイスをご紹介します。

クローゼットにかけて保管するときは着丈をそろえて見栄え良く
空間のムダをなくすことで、収納数もアップします。

着丈が長いワンピースはハンガー2本で短く収納する
「ロングタイプのワンピースが床についてしまう」という場合はハンガー2本使いがおすすめ。1本は普通にかけ、2本目は裾の部分をかけましょう。

シーズンオフアイテムには衣類カバーをつけておく
春が過ぎ、シーズン最後の着用を終えたらきちんと洗濯・クリーニングして清潔な状態にします。クリーニングから帰ってきた時にかかっているビニールカバーは外し、防虫・防カビ加工された通気性の良いものを選ぶのがおすすめ。大事な衣類を守りましょう。また枚数が多い場合は、複数のワンピースをカバーできるタイプもおすすめです。

たたみ方のコツ
たたんで収納する場合は、なるべく四角の状態になるようイメージしましょう。袖の部分やスカートの広がりを内側に折りたたみます。こうすることで引き出しにも並べやすくなるのでおすすめです。

衣類スチーマーがあればシワにもすぐ対応可能
いざ着用しようと広げてみたら気になるシワ。そんな時には衣類スチーマーがあると便利です。アイロンのミニサイズ版といった大きさで、できてしまったシワをスピーディーに取り除くことができます。一つあると便利なアイテムです。スチーム禁止の素材もあるため、事前に表示のチェックをお忘れなく。