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ベランピングで癒しの時間を味わおう|自宅のベランダでもOK

ベランピングで癒しの時間を味わおう|自宅のベランダでもOK

LIFE STYLE

アウトドア気分を味わうのは「屋外のキャンプ場やバーベキューでないと難しい」と思ってはいませんか?工夫をすればアパートやマンションでもキャンプ感が楽しめますよ。この記事ではベランダでキャンプ気分を楽しむベランピングについてご紹介します。自宅で非日常を満喫してみましょう。

ベランピングの前にグランピングについておさらい

ベランダで行うキャンプをベランピングと言いますが、ベランピングの元であるグランピングについてご紹介します。ベランピングをする際はグランピングの要素を積極的に取り入れてみましょう。


グランピングはグラマラス×キャンピングの造語

グランピングとは、「グラマラス(魅力的な)」と「キャンプ」とをあわせた造語です。古くからカナダやアフリカなどには大自然のなかに富裕層向けの豪華な宿泊施設があり、のちに欧米で普及し始めました。

日本では2015年ごろから広まったキャンプスタイルです。


グランピング施設はリッチ&ゴージャス

グランピングは一般のキャンプのような野営ではなく、ホテルライクにゆったりしたソファーやベッド、テレビなどがある豪華な宿泊施設で過ごします。

星空や森林浴、たき火といった自然の雰囲気と、美味しい料理やプライベートプールなど豪華リゾートを一度に味わえるのが特徴です。


グランピングの服装はリゾート風に楽しんで

グランピングはキャンプ用品を持参しない手ぶらリゾートです。服装もアウトドアウェアではなく、ホテルや旅館などに宿泊するのと同じようなスタイル。屋外で過ごす時間もあるので気候に配慮した「ちょっとおしゃれ」「ちょっとリラックス」で楽しみます。

ベランピングをする際にもグランピングのようにリッチな要素を盛りこめたら素敵ですね。


ベランピングは自宅ベランダで豊かに過ごすこと

ベランピングはベランダ×グランピング(キャンプ)の造語です。ベランピングを楽しむコツをご紹介します。


ベランピングは雰囲気づくりが大切

ベランピングでは好きなものに囲まれて上質な時間を過ごすことが重要。そのため、雰囲気づくりに気を配りましょう。

たとえば床に敷くものは、レジャーシートよりもラグがおすすめです。サイドテーブルがあると便利ですが、クッションを用意するだけでも構いません。

広さに余裕があればハンモックや椅子、ソファーを置くのも素敵です。
天井側が殺風景になりがちなので、ガーラントや照明などもあるとよいでしょう。

飲みものを楽しむ場合も紙コップではなく、シャンパングラスなど少しリッチなアイテムを選びます。


ベランピング当日に必要なアイテム

ベランピングで必ず使うものはありませんが、次のようなアイテムがあると雰囲気がでます。

・飲みもの
・料理(おつまみ)
・ラグ
・クッション
・ブランケット
・お気に入りの雑貨類
・インテリアグリーン
・椅子
・ハンモック
・カフェテーブル
・照明


ベランピングにおすすめのアクティビティ

ベランピングは空間の雰囲気を味わいゆったりとリラックスして過ごすことが大切なので、のんびりおしゃべりをするだけでもよいでしょう。ペットと過ごしたり、読書や動画を観たり、好きな作業に没頭したりすることもできます。

リビングのテレビやプロジェクターを活かして映画を楽しむのもおすすめです。


ベランダの制約を解決!ベランピングを楽しむコツ

狭い!生活感を排除して部屋から続く空間を活用

ベランダが910mm幅などの場合、スペースに余裕がありません。狭い場合は窓をあけ放ってサッシ部分にクッションなどで保護すれば、室内から外向きにスペースが広くとれます。

また、狭く感じるのは生活感の影響かもしれません。余裕があれば生活感を排除するとよいでしょう。

・地面:ウッドパネルや小石、人工芝などを敷き詰める
・エアコンの室外機、ベランダの壁面:ラティス、布などで覆う
・インテリア:観葉植物などをおいて自然の雰囲気を演出する


ベランダは、万一の場合の避難経路を確保しておく必要があります。ベランピングが終わったら不要なものは必ず片付けましょう。


人目が気になる!タープやランタンを活用

ベランダはすぐ目の前に隣家や道路があることも多く、何もないと人目が気になるかもしれません。ベランダをプライベート空間として楽しむのであれば、タープや天蓋(てんがい)などで目隠しをするとよいでしょう。

ただし、そのままでは天井が低く狭い印象になってしまうかもしれません。閉塞感はある程度ライティングで補えます。LEDランタンや豆電球を繋いだ電灯など、アウトドア感の漂う照明がよく調和します。


煙が出せない!メニューの工夫で解決

アパートやマンションのベランダは、たばこなど火気の使用が禁止されています。基本的にベランダでコンロ類は使えません。

ベランピングの場合、調理は主にキッチンで行います。ちょっとリッチにみえるよう盛り付けにはこだわりましょう。

主食系を作るならホットドッグやフランスパンなどにローストビーフやチーズ、生ハムなどを挟みこむと食べやすくバリエーションが増やしやすいです。

カルパッチョやカナッペなどおつまみメニューや、トルティーヤやチリコンカンなど、材料があれば挟むだけ作れるメニューもおすすめ。ベランダで作りながら少しずつ食べられます。


ベランピングで気軽にリラックスタイムを味わおう

ベランピングはグランピングの要素を含むおうちキャンプ。雰囲気づくりにこだわって自分にご褒美をあげられるようにゆったりした時間を過ごしましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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