しなやかな体に！タオルを使った室内ストレッチ方法
LIFE STYLE
2020Jun19
体のコリはつらいけれど、ジムに行くには時間もお金もかかるし、少々面倒くさい...。そんな方におすすめなのが、室内でのストレッチです。筋トレほどつらく苦しいものでもなく、誰にも見られませんので服装やメイクを気にする必要がなく、いつでも取り組めます。
ここでは室内でするストレッチの中でも、タオルを使ったストレッチ方法を紹介します。
しっかりと体を伸ばしてコリからくる不調や痛みを緩和し、しなやかな体を手に入れましょう。
タオルを使った室内ストレッチのメリットや効果とは？
室内でできるストレッチ方法は多々ありますが、おすすめなのはタオルを使ったストレッチです。タオルでのストレッチのメリットは以下の2つです。
・体が硬い人でも大丈夫
・自分だけでストレッチをするよりポーズが保ちやすい
タオルストレッチのメリットのひとつは、体が硬い人でも大丈夫ということです。私は体が硬いから、ストレッチは痛くてちょっと…。と避けていた方でも、タオルを使うことでやりやすくなります。タオルの長さでリーチが長くなり、自分だけでは無理だったポーズもできるようになりますよ。そしてもうひとつ、タオルを使えばポーズを保ちやすくなるというメリットもあります。自分だけでストレッチやヨガのポーズをするとき、ひねる動作の際などにポーズを保つのが難しいと感じたことはありませんか？タオルストレッチではタオルを持つことで、体が安定して正確なポーズを保ちやすくなります。
簡単でスピーディー！5分でできるタオルを使った室内ストレッチ
室内でできる簡単なタオルストレッチ、まずは5分でできるものを2つ紹介しましょう。
・首コリ解消ストレッチ
・肩回しストレッチ
現代人にはパソコンやスマートフォンは必需品ですよね。しかしそのせいで、肩や首のコリがひどくなり、上半身にだるさや痛みを感じる方が増えています。
そんな首から肩までを楽にするストレッチです。
1、首コリ解消ストレッチ
1）タオルを首にかけ、両手でタオルの両端をつかむ
2）つかんだタオルを、そのままで引っ張る
3）引っ張ったままで両手を目線の高さまで上げる
4）顔も同じように上げ、そのままで10秒間キープする
5）両手の力を抜き、タオルを下におろす
6）5回を目安に行う
注意点は、引っ張るときにあまり力を入れないことです。タオルを上げている間は、鼻から息を細く長く吐き続けましょう。
2、肩回しストレッチ
1）足幅は肩幅に開き、まっすぐに立つ
2）タオルの両端を持ち、両腕を前に伸ばす
3）腕を伸ばしたままで、ゆっくりと頭の上へタオルを持ち上げる
4）そのまま背中側までタオルを持ったまま腕を回す
5）前から後ろ、後ろから前へと5回から10回ほど繰り返す
注意点は、勢いよく回さないことです。ゆっくりと回し、肩や背中の筋肉を刺激して肩甲骨をはがしていきましょう。
下半身をほぐす！タオルを使った脚の室内ストレッチ
立ち仕事や冷えが原因で、女性の足はむくみやすくなります。タオルを使ったストレッチで、脚をしっかりとのばして血流を促進しましょう。次は、下半身をしっかりとほぐせる室内ストレッチを2つ紹介します。
・足裏柔軟ストレッチ
・股関節柔軟ストレッチ
1、足裏柔軟ストレッチ
1）体育座りをして、タオルを足の裏にひっかける
2）タオルの端を両手でつかんで引っ張る
3）呼吸をしながら、ゆっくりと膝をのばす
4）伸ばし切ったら10秒間キープする
5）元の体勢に戻る
6）1セットを5回として、5セットを行う
注意点は、膝を伸ばす際には背中を大きなカーブとなるように丸めること、膝を伸ばすときに息を吐くことです。膝裏が痛ければ、無理して伸ばす必要はありません。できる範囲で伸ばしましょう。
2、股関節柔軟ストレッチ
1）仰向けで寝ころび、両膝を立てる
2）タオルの両端をつかんで右足裏にひっかける
3）足の裏を天井に向けて蹴るようなイメージで、ゆっくり押し上げる
4）膝が伸びたところで10秒キープ
5）元の体勢に戻り、左足も同じことをする
6）左右交互に5セットする
注意点は、ストレッチの間呼吸を止めないこと、そして膝は無理しない程度に伸ばすことです。足を押し上げる動作で股関節を刺激しますので、ゆっくりと動きましょう。
インナーマッスルをほぐす！タオルを使った室内ストレッチ
しなやかな体を作るには、内側にある筋肉、インナーマッスルも刺激する必要があります。タオルを使ってインナーマッスルをしっかりとほぐし、刺激していきましょう。インナーマッスルをほぐす室内ストレッチは、以下の2つです。
・上半身側面ほぐしストレッチ
・背中引きのばしストレッチ
1、上半身側面ほぐしストレッチ
1）両足を肩幅に開いて真っすぐに立つ
2）タオルの両端を両手でつかみ、そのまま頭上まで上げる
3）右側にゆっくりと上体を倒していく
4）左の脇腹が伸びるのを感じながら、5秒キープする
5）元の姿勢にゆっくりと戻し、左側も同様にする
6）左右交互に5回を1セットとし、3セット行う
注意点は、体を横に倒す際には肩に力が入らないようにすること、呼吸を止めないように気を付けることです。
2、背中引きのばしストレッチ
1）両足は肩幅に開いて立つ
2）タオルの片端を右手でつかみ、そのまま右手を頭の後ろへ回す
3）左手を背中に回して、腰の位置でタオルをつかむ
4）タオルを両手で上下に引っ張る
5）引っ張ったままで10秒キープする
6）左右の手を入れ替えて、同じことを繰り返す
7）左右交互を1セットとし、3セット行う
注意点は、上下にタオルを引っ張る際に、背中が反ってしまわないようにすること、強く力を入れないことです。シンプルな動きですが、インナーマッスルをしっかりほぐせますので丁寧にやってくださいね。
室内ストレッチはタオルを使うとやりやすい！全身をほぐそう
タオルを使った室内ストレッチを紹介しました。筋肉が凝り固まったままだと、休息も十分ではありません。ぜひ気軽にタオルを手にとって、隙間時間を活用し、ストレッチで体をほぐしていきましょう。
しなやかな体を手に入れて、毎日を健康的に過ごしてくださいね。
編集&文／SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供／amana images
