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口元のたるみにお別れ!すぐできる老け顔対策6選

口元のたるみにお別れ!すぐできる老け顔対策6選

LIFE STYLE

「この頃なんだか老けて見える」と悩んでいませんか?老け顔の理由は口元のたるみにあるかもしれません。口角と頬が上がっていると若々しい印象を与えます。口元がたるむと、頬も垂れてきてしまうので、今すぐに対策をはじめましょう。本記事では、口元のたるみが起きる原因と、手軽にできるトレーニングやマッサージをご紹介していきます。

口元のたるみが起こる原因

口元がたるんでくるのは、どうしてなのでしょうか?まずは、口元のたるみが起きる仕組みや、元となる行動をチェックしていきます。


口輪筋が衰えて口角が下がる
身体と同じように、顔にはさまざまな種類の「表情筋」があります。唇を囲むように位置しているのが、「口輪筋(こうりんきん)」です。口を閉じる動きやすぼめるときに動く筋肉で、口元の表情を作るときに使われます。人と話すことが少ない仕事をしていたり、マスクをしていて口の動きが小さくなっていたりするなど、顔の筋肉をあまり使わない生活をしていませんか?口角が下がってきたり、唇の上に梅干しのようなシワができたりするのは、口輪筋の衰えが原因です。表情を作らないと表情筋が衰えてきてしまうので、口元のたるみにつながることになります。


口元がたるむと老け顔につながる
口輪筋からは、頬や目元などに向かってたくさんの表情筋が伸びています。唇の上から頬にかけて位置しているのが、口角を上げたりほうれい線を引き上げたりする「小頬骨筋」と「大頬骨筋」です。口輪筋が衰えると頬の筋肉も落ちてくるので、脂肪を支えられずに頬が垂れてきます。窓や鏡にうつった顔にほうれい線が目立ってきたという場合は、口元と頬の表情筋が低下しているサイン。口元がたるむと頬全体も下がって、顔が老けた印象を与えてしまいます。


口元のたるみにつながるNG習慣
口元のたるみには、生活習慣が関係しています。下を向いて長時間スマホを見る習慣がありませんか?SNSのチェックや動画視聴など、うつむいた状態でずっとスマホを見ている人は要注意です。猫背の姿勢は口角が下がって口元のたるみにつながってしまいます。ほかにも、ものを食べるときに左右どちらかにかたよって噛んでいるのもNG習慣です。使われていない側の筋肉が低下しやすくなり、口元のたるみに影響します。左右均等にバランスよく噛むように意識しましょう。

口元のたるみに効果的なトレーニング3選

ここからは、口元のたるみ予防におすすめのトレーニングをご紹介していきます。


ペットボトルで口輪筋を鍛える
500mlのペットボトルを使った口輪筋のトレーニングです。短時間でできるので家事や仕事で忙しい人にも適しています。
1.空のペットボトルに水を少量入れます
2.唇を使ってペットボトルをくわえます
3.そのまま10秒キープします
4.ブレイクタイムをはさんで3回おこないます
ペットボトルをくわえるときに歯を使わないのがポイントです。水の量によって負荷を調整しましょう。


割り箸で口輪筋を鍛える
割り箸を使った口輪筋のトレーニングです。鏡を見ながらおこないましょう。
1.唇で割り箸を横向きにくわえます
2.割り箸よりも高くなる位置まで口角を引き上げます
3.そのまま10~30秒キープします
4.元に戻って3回おこないます
割り箸をくわえるときに歯を使わないのがポイントです。1日3~5セットおこないましょう。


口角挙筋を鍛えて唇を上げる
上唇を持ち上げる口角挙筋(こうかくきょきん)を鍛えるトレーニングです。道具をなにも使わないので、マスクをしたままでもおこなえます。
1.唇を閉じて、上の歯の裏に下を当てます
2.口角と頬を限界まで引き上げます
3.そのまま5秒キープします
4.ゆっくり元に戻します
唇を閉じるときに、上下の歯がつかないようにするのがポイントです。口角は、「んー」と言うと引き上げやすくなります。

口元のたるみに効果的なマッサージ3選

最後にご紹介するのは、顔をほぐすマッサージです。口元のたるみに効果的なので、ぜひトライしてみてください。


口の中から咬筋をしっかりほぐす
ものを噛むときに使われるの咬筋(こうきん)の周りには、木の枝のように静脈がたくさん広がっていて、いらなくなった老廃物を回収しています。咬筋をしっかりほぐすと、老廃物の流れがスムーズになるため、むくみの改善に効果的です。
1.口の中に右手の親指を入れ、左側の内側に当てます
2.頬骨に向かって上げていきます
3.頬骨の近くまで上がったら、残りの指を使って頬を挟みます
4.そのまま揺らしてほぐします
口元のたるみだけなく、小顔効果も期待できます。


口輪筋をほぐして引きしめる
口元のたるみやほうれい線が気になる場合にも効果的な、口元を引き上げる口輪筋のマッサージです。
1.両手の人差し指と中指を鼻と口の間に当てます
2.円を描くように10~20秒もみほぐします
3.両手の人差し指と中指を鼻と口の下に当てます
4.円を描くように10~20秒もみほぐします
5.両手の人差し指と中指を鼻と口の両端に当てます
6.両側から中央にぐっと押して戻す動きを10~15回おこないます
最初は口の上、続いて口の下、最後に口の横をマッサージしていきます。1日1回、3セットおこないましょう。


顔につながる頭の筋肉をほぐす
頭の筋肉が固くなると、顔の筋肉もこわばってきます。噛み合わせがよくない、食いしばるクセがあるという場合は、顔とつながっている頭の筋肉をマッサージするのがおすすめです。側頭部に向かって、目尻と耳の上部を結んだ線よりやや上に側頭筋があります。こめかみの周りにある筋肉で、衰えてくると頬が下がってしまうのでしっかりほぐしましょう。
1.両手の指を広げます
2.左右それぞれの側頭部に手の指を置きます
3.頭を両側からつかむイメージでほぐしていきます
食いしばりの改善にも効果的なマッサージです。ほかに、人差し指、中指、薬指の腹で円を描くようにしてもみほぐす方法もあります。


口元のたるみをケアして若々しく!

口元のたるみには、顔の表情筋が関係しています。口輪筋や、咬筋、口角挙筋に効果的なトレーニングやマッサージで老け顔対策をしましょう。マッサージはスキンケアとセットで習慣にするのがおすすめです。今回ご紹介したのは、どれも簡単にできるメニューばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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