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顔のたるみに危機感!?たるみの原因や自分でできるリフトアップ術を紹介!

顔のたるみに危機感!?たるみの原因や自分でできるリフトアップ術を紹介!

LIFE STYLE

ふと鏡を見たら、何だか頬が垂れて顔全体がとても老けて見える!え、一体いつの間にこんなに顔がたるんでいるの!?そんなショックを受けたことはありませんか?顔のたるみの原因の多くは、表情筋の衰え。それが年を取った結果なら仕方ないと諦めて、手術などでリフトアップする方もいますね。しかし、自分でもある程度リフトアップすることは可能です。ここでは顔がたるむ原因4種類と、普段からできるリフトアップ作業を紹介していきます。

顔のリフトアップが気になる!だけどそもそもたるみの原因はなに?

顔の肌がたるみだすと、リフトアップをしたいと考えるのは自然なこと。美容手術などの方法もありますが、お金や時間をかける前に、たるみの原因を知って正しく対処すればある程度は改善できます。頬などの顔のたるみは、加齢による表情筋の衰えが主な原因です。しかし、その中でもたるみ肌は4種類ありますので、それぞれの原因や対処法を紹介します。


1、乾燥たるみ肌
乾燥たるみ肌は肌の表面ががさがさしていることが特徴。季節の変り目や疲れを感じたときなどに肌の調子が悪くなり、くすみや透明感のなさも出てきます。こんな状態になるのは、表情筋の衰えとともに角質が乱れてバリア機能が低下しているため。表情筋を鍛えると同時にしっかりと保湿ケアをしていきましょう。


2、ゆるたるみ肌
太っていないのに丸顔になってきた、顔が下ぶくれ化してきたといった方や、肌がゆるんで顔全体の印象が重くなってきているという方は、ゆるたるみ肌です。加齢で表情筋が衰え、肌を支えているハリがなくなっていることが原因。コラーゲンなどを取り入れて肌のハリを取り戻すとともに、マッサージや顔のトレーニングなどで表情筋も鍛えましょう。


3、シワたるみ肌
肌の元気がなく弾力を失っている方、そして顔色が悪く、深いシワが目立つようになってきたという方は、シワたるみ肌です。肌に元気がない場合、肌の根本から立て直しが必要。細胞レベルで成分が浸透する化粧品でのスキンケアや、肩・首などを含む顔全体のマッサージがおすすめです。


4、しぼみたるみ肌
病気でもないのに肌がしぼんで顔がやつれたように見えるとか、目元がくぼんできたという方はしぼみたるみ肌。肌からコラーゲンやエラスチンが減少し肌がしぼんでしまっているうえ、表情筋も衰えた結果、やつれつつたるんだ印象を与えてしまいます。スキンケアから見直し、しっかりと表情筋に刺激を与えて弾力を取り戻しましょう。

普段からできる顔のリフトアップ作業

まずは日ごろ何気なく行っている動作で、リフトアップ効果が望めるものを紹介します。行えばすぐにリフトアップできるというわけではありませんが、意識をするだけで肌の状態は少しずつ改善します。


・スキンケア中はこめかみに向かって引き上げる
スキンケア中は、顔の中心からこめかみに向かって斜め上へ引き上げるようにしながら行ってください。また、化粧水やクリームをこめかみに向かって伸ばしているときには、シワなどを伸ばそうとしないこと。力を入れると摩擦になり、返って肌へ刺激を与えてしまいます。ほどほどの力で優しく滑らせるようにケアしていきましょう。


・化粧水後は手の温度で馴染ませる
たるみがあるのに重力に従ったお手入れではいけません。化粧水をたっぷりとコットンにとったら下方向へ塗りつけるのではなく、軽く押し当てるようにつけていきましょう。そしてその後、化粧水の成分を肌の奥まで浸透させるイメージで手で顔を包み込んでください。


・食事中は左右均等によく噛む
噛むことはとても強い力が発生します。食物を噛むだけでアゴから頬にかけての筋肉は大きく動き、影響を受けます。右か左、どちらかを中心に噛む癖がついている方が多いですが、左右均等に噛むことを意識するだけでも顔の筋肉が整います。表情筋を鍛えることにもつながりますので、食事のときには意識して、左右均等にしっかり噛むようにしましょう。

顔のリフトアップはセルフで!毎日行ってほしいエクササイズ

では、毎日行ってほしい顔のエクササイズを紹介します。簡単でシンプルなものですので、毎日継続して行ってくださいね。


・割りばしエクササイズ
1)割りばしを用意し、横にして口の奥まで入れてくわえる
2)その状態で口角が割りばしに触れないようにきゅっと持ち上げる
3)2分程度その状態を維持したら、割りばしを外して唇を震わせるように「ぷるるる」と息を吐き出す


表情筋が衰えていれば、割りばしをくわえた状態をキープするのは難しいはず。口角を上げているだけで、非常につらくなってきます。疲れると乳酸がたまりますので、それを流すために唇を震わせて息を吐きだし、筋肉をゆるめましょう。


・「たちつてと」エクササイズ
1)目を見開いて口角をあげ、大きな笑顔を作る
2)大げさに口を開き、「た・ち・つ・て・と」と声を出して顔の筋肉を動かす
3)舌を上下左右に頬の内側から押すようにぐるりと回す。右回りで2回、左回りで2回行う


毎朝毎晩、洗面所で顔を洗うときなどに行ってください。


・簡単骨気(コルギ)
骨気は顔の骨を本来の位置に戻す作業です。
1)椅子に座って机の上に両肘を乗せる
2)肘を机に乗せた状態で、手のひらを頬骨の下に当てる
3)重力に任せ、顔を手のひらで下から押し上げるようにする


気持ち良いと感じる程度の力で押し上げましょう。


顔のリフトアップはセルフで出来る!

毎日行っている作業でも顔のリフトアップへの近道はあります。化粧水を塗ったあとに顔を手のひらで包むとか、食事時に左右均等でよく噛むなど、継続すれば違いが出てくるはずです。

エクササイズもシンプルで簡単、覚えやすいものを紹介しましたので、毎朝毎晩行ってみましょう。続けるうちに顔がすっきりとして、肌も引き締まってきますよ。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/Getty Images

 

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