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下顔のリフトアップで若見え美人顔!顔の筋トレとメイクのコツを解説

下顔のリフトアップで若見え美人顔!顔の筋トレとメイクのコツを解説

LIFE STYLE

昨今、マスクをする機会が増えて顔の下側をあまり見せないことも多くなりました。しかし顔の印象を決めるのは下顔。久しぶりに自分の顔を見たら「こんなに老けた印象だった?」と驚くことがあるかもしれません。この記事では、下顔のリフトアップ方法など美人顔を作るポイントをご紹介します。

顔の印象は下顔で決まる

若々しく美しい顔の印象は顔の下側で決まります。まずポイントをおさえておきましょう。


下顔にはしわ・たるみが出やすい
「ほうれい線」「マリオネットライン」「ゆるんだフェイスライン」はどれも老けた印象を与えてしまいます。しわやたるみは筋肉が固まった場所にできやすいもの。1人でいる時間が多い場合、話をしたり笑ったりする機会が減って口やほほの筋肉が衰えてしまっているかもしれません。


美人顔は顔のバランスで決まる
下顔がふっくらと大きくなっているとおかめのような印象に。実は「鼻の下からあごの先までの長さ」と「眉頭から鼻の下までの長さ」が1:1だと美人に感じられるのです。


もし顔の上側よりも下側の顔の面積が大きいと思っていても、鼻の下からあごの先までの長さやしわは、下顔のエクササイズでリフトアップが図れます。


鼻・口・あごの位置関係も重要
若々しさも下顔のバランスが重要。鼻の下が短いと若々しい印象になります。


具体的には「鼻の下からあご先までの長さ」と「鼻の下から口のラインまでの長さ」は3:1が理想。下半分がほんの少し長いだけで、アンバランスな顔に見えてしまいます。


顔の上側の形はあまり変えられないので、下顔をどう鍛えるかが若見えのカギになるのです。

下顔のリフトアップに効く筋トレ5選

顔の筋肉を積極的に動かすようにすると、しわが少なくなるほか下顔のたるみが支えられてリフトアップできます。ここでは下顔を引き締める顔エクササイズの方法をご紹介します。


ただし、顔の皮膚は非常に薄く目元や口元は1mmに満たない場合も。顔をさする場合には、必要以上にゴシゴシと力を入れ過ぎると乾燥肌や敏感肌の原因となるため注意をしましょう。


目尻の筋肉をリフトアップ
ほほを支えている目尻の筋肉を鍛える方法です。


1.人差し指の原を目尻にあてて、ほほも少し持ち上げるように引き上げる
2.あごに力を入れずに上の前歯が8本すべて見えるように笑顔を作る
3.「あー」と声を出すのに合わせて人差し指で目尻を引き上げる
20回で1セット


ほほの筋肉をリフトアップ
ほほの真ん中の筋肉を鍛える方法です。


1.人差し指を目頭に当てる
2.上の歯が下唇に軽く当たるように「イ」と発音するときの口の形にする
3.「いー」と声を出すのに合わせて人差し指で目頭を引き上げる
20回で1セット


鼻の横の筋肉をリフトアップ
ほほのうち、鼻に最も近い中心付近の筋肉を鍛える方法です。


1.人差し指を小鼻の脇に当てる
2.唇を前に突き出し「ウ」と発音するときの口の形にする
3.「うー」と声を出すのに合わせて人差し指で目頭を引き上げる
20回で1セット


あごのラインの引き締め
ほほのラインを引き締めるエクササイズは二つの方法があります。


口角と目を動かすエクササイズ
1.片側の口角を引き上げて同じほうの目を閉じて5秒キープ
2.反対側も同じように口角を引き上げ片目を閉じて5秒キープ


舌を突き出すエクササイズ
1.背筋を伸ばして上を向く
2.天井に向かってできるだけ舌を長く伸ばし5秒キープ


口元を鍛える
口元のエクササイズでは、思い切り口を出す方法を巻き込む方法のふたつを行います。


1.口をすぼめてタコのイメージで前に突き出し5秒キープ
2.唇が見えないよう唇を口の中に巻き込み歯で軽く押さえる
3.唇を巻き込んだまま笑うように両端を外側に引き5秒キープ

下顔のリフトアップメイクのポイント

下顔を引き締めてリフトアップするには、実際に顔の筋肉をトレーニングするだけでなくメイクも有効。顔の重心を上に持ってくるようなメイクを心がけると下顔がきゅっとリフトアップして見えます。


ここでは眉の描き方やチーク、ハイライトの入れ方についてご紹介。リフトアップメイクで下顔をよりくっきり引きあがった印象にしてみましょう。


眉の角度を少し上げぎみに
同じバランスの顔でも眉の描き方ひとつでフェイスライン印象が変わります。


例えば眉尻がハの字になっている場合、なんだか困った印象に。平行眉も眉尻が下を向くと、顔の重心が下がります。ほほがふっくらと優しい印象になるものの、フェイスラインは下がって見えるのです。


一方、眉尻がキリッと上がっているとほほが上に引きあがって見え、それだけで下顔のリフトアップ効果が得られます。下顔をリフトアップしたい場合には、眉毛は眉頭よりも眉尻が上になるように自然な角度をつけておきましょう。


チークの位置もやや高め
チークを入れる位置は、頬骨の一番高いところや頬骨のやや下側に入れる方が多く見られます。しかし顔の重心を上にあげたい場合には、チークの入れる位置も鎖骨に沿って高い位置に入れることが大切。チークよりも下にある顔の面積が広くなるため、より顔がリフトアップして見えます。


なお、チークは丸く乗せるのではなく、眉毛と同じように顔の中心側よりも顔の外側が少し高くなるように斜めに引き上げて入れることがポイント。目尻やほほがよりシャープな印象になります。


目の横のCゾーンにハイライトを入れる
ハイライトで光をコントロールすると、肌にハリと透明感がプラスできます。目尻にハイライトを入れることで目元の印象が強くなるため、顔がリフトアップされて見えるのです。


ハイライトを入れる場所はチークの上から目尻、こめかみにかけてのCゾーン。ラメがたくさん入っているタイプよりも、粒子が細かくパールのような上品な光沢があるタイプのハイライトを使うとより自然な仕上がりになります。

美人顔は下顔で作れる!エクササイズやメイクをとりいれよう

顔の下側は表情筋を鍛えることですっきり引き締めることが可能。顔エクササイズでリフトアップさせてすっきりとした美人顔を作りましょう。また、メイクをする場合は顔の重心を少し上に持っていくとバランスがよく見えます。どうせいつもマスクだからと手を抜かず、お気に入りの自分の顔を目指しましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/photoAC

 

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