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メイクブラシの洗い方と乾かし方を説明!中性洗剤を使った簡単な方法とは

メイクブラシの洗い方と乾かし方を説明!中性洗剤を使った簡単な方法とは

LIFE STYLE

メイクブラシのお手入れ方法が分からなかったり、忙しかったりして、メイクブラシを洗わずに長期間使っている女性もいるでしょう。メイクブラシが汚れていると、肌トラブルの原因や、メイクののりが悪くなる原因になってしまいます。そこでこの記事では、メイクブラシのお手入れ方法や洗い方を紹介します。自宅にあるもので簡単に洗えるので、是非試してみて下さい。

メイクブラシをお手入れするタイミング

「メイクブラシが汚れていると、何か悪いことがあるの?」「そもそもメイクブラシはいつ洗えばいいのか分からない」という方もいるでしょう。ここでは、メイクブラシにまつわる基本事項を解説していきます。


メイクブラシが汚れているとどうなる?
メイクブラシが汚れていると、肌トラブルの原因になったり、メイクの仕上がりが悪くなったりします。


・肌トラブルの原因になる
メイクブラシは肌に直接触れるものです。顔には汗や皮脂、化粧品に含まれる油分がついています。そのため、知らず知らずのうちにメイクブラシが汚れてしまい、ニキビの原因となるアクネ菌の温床となってしまうこともあるので注意が必要です。


・メイクの仕上がりに影響が出る
メイクブラシに化粧品が残り、そのまま固まってしまうと、塗りムラの原因になります。その結果、メイクが上手に仕上がらないこともあります。せっかく高価なファンデーションやチークを買っても、ブラシが汚れていると台無しです。


メイクブラシを洗う頻度
メイクブラシの汚れが目立つ、粉を含まなくなる、メイクの仕上がりが悪いと感じたら、洗うタイミングです。メイクブラシの汚れを取り除くことで、雑菌や気になる臭いも取り除くことができます。

ただ、毎日洗うのは抜け毛や痛みの原因になるのでNGです。人工毛のフェイスブラシは2〜3ヶ月に一回くらい、天然毛のフェイスブラシは3〜4ヶ月に一回くらいの頻度が良いでしょう。粘膜に使用するリップブラシは雑菌が繁殖しやすいので、毎回洗うか使い捨てのものを使うのがおすすめです。

メイクブラシのお手入れ方法

メイクブラシを正しくケアすることも大切です。本章では、毎日のケア方法と、メイクブラシの洗い方を紹介します。


毎日のケア
メイクブラシを使用したあとは、毎回ケアを行いましょう。ティッシュペーパーなどでブラシに付着した化粧品を、丁寧にふき取って下さい。専用ケースにブラシをしまう際は、毛先が広がらないように注意しましょう。


ブラシの洗い方①~中性洗剤を使う方法~
ここでは、中性洗剤を使って洗う方法を紹介します。


【用意するもの】
・メイクブラシ
・ぬるま湯
・中性洗剤


【ぬるま湯と中性洗剤の割合】
・パウダータイプ(パウダーファンデーションやチークなど)の場合
ぬるま湯<200>に対して、中性洗剤<1>がおすすめです。


・リキッドファンデーションの場合
ぬるま湯<50>に対して、中性洗剤<1>がおすすめです。


【洗い方】
①中性洗剤を溶かしたぬるま湯の中で、メイクブラシを軽く振り洗いします。毛先を軽く押さえるように洗うと良いでしょう。
②洗剤の泡が消えるまで十分にすすいで下さい。
③手で、筆先を軽めに絞ります。
④乾いたタオルなどを使って、水分をふき取ります。
⑤ブラシを横にして、風通しの良い日陰で乾かします。
⑤完全に乾いたのが確認できたら、筆先を指で整えます。


ブラシの洗い方②~シャンプーを使う方法~
メイクブラシは、シャンプーでも洗えます。お風呂のついでに洗えるので、時短になるでしょう。


【用意するもの】
・洗面器
・お湯
・シャンプー
・トリートメント
・クレンジング(汚れがひどい場合)


【洗い方】
①洗面器にお湯を張ります。
②シャンプーを1〜2滴程垂らします。
③洗面器の中で、メイクブラシの汚れを落とします。
④洗い終わったら、洗面器のお湯を入れ替え、トリートメントを1〜2滴程垂らします。
⑤洗面器の中で、メイクブラシを動かし、トリートメントします。
⑥厚手のタオルの上などにメイクブラシを置き、浴室乾燥機で乾かします。
※口紅やコンシーラー、リキッドファンデーションなどベタベタした汚れがある場合は、シャンプーの前にクレンジングで洗うと、汚れが落ちやすくなります。

ブラシを洗うときの注意点

ここでは、メイクブラシを洗うときの注意点を解説します。


付け置き洗いはNG!
メイクブラシの根元は、接着剤と金属カバーを使って、しっかりと留められています。長時間付け置き洗いをしてしまうと、この接着剤に影響が出る恐れがあります。毛が抜けるなど、劣化の原因になるので注意しましょう。


自然乾燥させる
短時間で乾かすために、ドライヤーや直射日光に頼る方もいるでしょう。しかし、それはNGです。メイクブラシはドライヤーの熱や、直射日光の紫外線に弱いからです。毛を傷め、劣化が早まる原因となってしまうので、必ず陰干ししましょう。残念ながら、メイクブラシはしっかりと毛が詰まっているので、短時間では乾きません。3日間程余裕を見て乾かし、内部までしっかり乾いたのを確認してから使用するようにしましょう。乾燥が不十分なまま使用を続けると、雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因になることもあります。

正しいお手入れ方法をしよう

メイクブラシを汚れたまま使用すると、肌に悪影響を与える場合があります。定期的に、メイクブラシを洗うようにしましょう。中性洗剤やシャンプーを使う方法があるので、自分に合う洗い方を見つけてみてくだ下さい。乾かすときは、浴室乾燥や陰干しなど、自然乾燥を心掛けましょう。適切なお手入れをすることが大切です。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/Pixabay

 

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